毎年予定では、6月は長門原圃場のシャルドネの花カス落としをするはずだったのですが今年は葡萄の開花が例年よりも早く、作業のタイミングが合わなかったため別メニューを行うこととなりました。
花カス取りは数人の有志の方々にご協力いただき、既に終了しています。
花カス取りの様子はこちら★
本日はシャルドネ畑が若干ワイナリーから遠いこともあってか比較的少人数の参加となりました。
が、その分内容の濃い会になったように思えます。

まずはいつも通りテントの下で座講を行います。
現在の葡萄の様子、先日行った花カス取りの作業について、また本日行う副梢管理作業について、約1時間半ほどの座講を行いました。声が通りやすいように今回からはマイクも用意してちょっと本格的な座講になりましたよ!!
午前中は日灼圃場でシャルドネではできなかった花カス取り作業を復習し、誘引作業を行いました。

みんな1カ月ぶりに対面したご自分の葡萄の木があまりに成長していることにとっても驚いていました。
5月に小さな葉っぱをのぞかせたばかりの木は、1カ月の間にこんなに大きくなります。
カベルネの花はちょうど満開で、この時期になると葡萄が実った様子を想像する事が出来て一段と愛おしさが増しますね!!
ちょっと早めのランチをとって、午後からは長門原圃場に。。。。
ランチの様子はこちら!!
長門原圃場よりも少し遠い桜沢圃場へ行こうかとも思ったのですが急な登りの道のりで来年以降、6月の作業の参加者がいなくなってしまっては困るので(笑)、長門原圃場での作業となりました。

垣根を挟んで向かい合わせでペアを作り、副梢を葉っぱ一枚の保険を残して除去していきます。
この作業は葉っぱが混みすぎていることによる湿度の上昇を防ぐために行います。
湿度が上がると病気感染の危険が高まりますので、この作業をして風通しを良くしてあげることが目的です。
ただ、副梢の付け根には来年の芽がありますので傷つけないように細心の注意を払うことがとても重要です。
約2時間ほど集中して作業を行い工場までの急な斜面を下りました。
本日作業にお越しいただいたOVCメンバーの皆さん、お疲れさまでした。
急な作業内容の変更でしたが花カス取り~副梢管理までを網羅したより内容の濃い作業日になった気がします。
また次回、葡萄の成長を楽しみにしていてくださいね!!