今年も春からカベルネ・ソーヴィニヨンの成長に合わせ作業を行ってきて、いよいよ収穫の時を迎えました。
思えば富士通さんとの最初の取り組みを行った2010年は、かつて経験したことがないほどに大変厳しいヴィンテージでした。
けれども取り組み3年目の今年は、本当に素晴らしいヴィンテージに恵まれ、健全でしっかりと熟したカベルネ・ソーヴィニヨンがたわわに実りました。

本日も収穫作業に50名を超える富士通社員の皆さんが集まってくれました。
いつも通り、テントの下で座講を行い、今年の葡萄の様子やヴィンテージの特徴、収穫の手順や注意点を説明し、実際収穫に取り掛かってもらいます。

収穫に参加してくれる富士通社員の約半分くらいが何度も作業に来ていただいている顔見知りの方々で、春や夏の畑の様子も知っていてくれるだけにとても頼りになる存在です。お越しになっている方々のほとんどがワイン好きなので、ワイン談議に花を咲かせることも楽しみの一つです。
葡萄はほとんど病気も見られず、収穫は手際よく進んでいきます。
たまに見られる青い粒はワインにしたときに青臭い香の原因になるため丁寧に取り除き、1房1房収穫カゴに入れていきます。

途中、お昼休みを取って午後からも作業を続け、富士通ワインファーム区画内の葡萄300kgを含めた日灼圃場の約半量の葡萄、980kgのカベルネ・ソーヴィニヨンを収穫する事が出来ました。
富士通社員の皆さんに本日収穫していただいた葡萄の一部は、来年初夏には富士通オリジナルワインとして畑で一緒に作業をして下さった皆さんのお手元に届きますので、楽しみにしていてくださいね。
富士通ワインファームの取り組みが始まって以来一番のビッグビンテージですので、出来上がるワインにも期待していてくださいね。
本日収穫に参加して下さった皆さん、ありがとうございました★