これまで、真冬の剪定作業、3月の誘引作業を経て、葡萄の木はいよいよ結果母子から小さな葉っぱをのぞかせています。これまでどことなくさみしげに見えた葡萄畑がやっと元気いっぱいに今年の収穫に向けて成長を始めました。

いつも通り午前中はセラーの前で座講を行い、これまでの作業の復習と芽かき作業の目的と作業方法などを学びます。
本日は70名ほどのメンバーさんが集まってくれたので、ピンク色のテントの中も満員御礼です。

芽かき作業とは、剪定で選んだ結果母子から出た必要のない芽を摘み取ってあげる作業で秋に実をつける芽を決定づける大変重要でデリケート且つ難しい作業です。
座講で学んだことをしっかりと頭に叩き込み、畑の中でまず自分の木から作業を行っていきます。摘み取った葡萄の芽は本日のランチタイム、天ぷらにしていただきます。
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メンバーの皆さんはかわいい葉っぱをのぞかせたご自分の木の芽かきと丹念な皮むきを行い、これからの葡萄の木の成長に思いをはせながら丁寧に作業を行っていました。
OVCメンバーの皆さん、芽かき作業お疲れ様でした。作業は大変難しいものですが、ご自分で摘み取った芽の天ぷら、何とも季節感を感じる味わいですよね。
次回の作業は6月、次にお越しいただくときはまた畑の風景が一変していてきっと驚かれることだと思います。
これから葡萄畑は目まぐるしく成長していき、いよいよ一年で最も過酷な栽培シーズンがスタートします。今年もおいしい葡萄が収穫できるようにスタッフも畑の中で奮闘する日々が続いていきます。
また次回、畑でお会いできるのを楽しみにしていますね★