『生産者と消費者を繋ぐ』をコンセプトに、生産者自らがマイクを持って語る農家Liveなど、地域と都市の距離を縮めてきた「六本木農園」。
その六本木農園がお送りする『むかしみらいごはん』は、『むかし』の叡智を、『みらい』を担うこどもたちに、おいしい『ごはん』を通して伝えるレストランです。
今回は初の醸造家ライブとのことで、何度も丁寧に打ち合わせを重ねて皆さんに楽しんでいただけるワイン会を作り上げていただきました。

夕暮れ時、みなとみらいの美しい夜景が望めるゆったりとした空間に本日のお客様約30名が集まってくれて、畑やワイナリーの光景をスライドショーで楽しんでいただきながらゆっくりと会がスタートしました。

お客様の中にはいつも一緒に畑作業をしてくれているOVCのメンバーさんやワイナリーにお越しいただいたことがある方もいらっしゃって、うれしい再会もたくさんありました。
トークもワインの説明、ラベルの説明、そして栽培、醸造について、さらにさらにマニアックな話もゆっくりとさせていただきました。今回はスライドで畑や葡萄の様子を見ながらのお話だったのでより分かりやすく聞いていただけたのではないでしょうか??

お料理はこの日のために準備してくれた限定特別コース!!
生産者の顔が見えるお野菜のおいしさを十二分に味あわせてくれる美しくナチュラル、そして体が喜ぶお料理たちでした。
特に印象的だったのはウェルカム野菜ディップ。(右上)
このダイナミックな木の器を農園に見立てて、まさに野菜を収穫するようにチーズパン粉の畑の中から野菜を掘り起しえごまのディップでいただくユーモアあふれる一皿。

本日のワインたち。
ワイナリーではすでに完売してしまっている2012ハナミズキ・ブランや2011メルロ&カベルネ・ソーヴィニヨンを始め、むかしみらいごはんのコースに添うよう、セレクトをしました。
また、スミレ・ルージュに関しては皆様をお迎えする前にデキャンタージュをしましたので、いい感じにワインが開いて八丁味噌を使った煮込み料理との相性も抜群でした。
改めて日本の風土で育った食材とワインのマリアージュの美味しさ、奥深さを認識できるとても素敵な会となりました。
醸造家ライブ@むかしみらいごはんにお越しいただきました皆様、楽しいひと時をご一緒いただきありがとうございました。