本日より2014年度奥野田ヴィンヤードクラブの活動が開始しました。
奥野田ヴィンヤードクラブ(通称:OVC)は、葡萄の生育ステージに合わせた畑での作業を座講と実践で学びながら、ワインのテイスティングやマリアージュも同時に学んでいこうというクラブ活動です。
畑の中で季節を感じ、ワインを一緒に楽しみ、 畑やワイナリーでたくさんのことを共有して下さる私たちが最も大切にしているお客様たちが集うクラブです。
2009年の発足当初わずか数人のメンバー様の小さな小さなクラブでしたが、6年目の今年まで徐々にメンバーが増え、今年は100名を超える素敵な仲間に恵まれました。
本日行う真冬の剪定作業から収穫まで、作業を通じて、ワインを通じて皆さんと楽しい一年にしたいと思っています。
本日の参加者は60名ほど、ちょうど一年で最もセラーの中にワインが少ない時期なので、どうにかこうにかメンバーの皆さん全員セラーに入っていただき、寒い屋外よりは心地よい空間で座講を行う事が出来ました。
座講では奥野田ワイナリーの栽培に対して根底となる考え方、また一年間の栽培の流れ、本日の作業目的や作業方法を学びます。
本日行う剪定作業とは、秋に良い葡萄を収穫するため、また来年以降の樹形を整えてあげるために良い結果母子を選択してあげる重要かつとても難しい作業となります。
1本1本違う葡萄樹の特性を見ながら、ふさわしい枝と剪定方法を選択してあげなくてはなりません。
難しい作業だけに、座講にも力が入ります。
約2時間ほどの座講の後は、2班に分かれて交代で作業とランチ&ランチセミナーを。。。(ランチの内容はこちら)
OVCで作業するこのHIYAKE VINEYARDは、みんなが作業をともにし、汗を流し、喜びを分かち合う畑であるのと同時に、世界一のカベルネ・ソーヴィニヨンの収穫を目指し、毎年努力を積み重ねてきた私たちの夢が詰まった大切な畑です。
午前中みっちり座講で学んだことを頭に入れて早速作業に取り掛かります。
とはいうものの、剪定作業はとっても難しい作業で、今年の収穫はもちろん数年後の樹形をも左右してしまうため作業は慎重です。
グループリーダーに3年生以上のメンバーを任命し、リーダーの指示を仰ぎながらグループごとに考えて丁寧に剪定を進めていきいます。
メンバーさんは一人一本自分の名前の付いた葡萄の木を所有しており、これから一年間大切にお世話をしていきます。
今日はとってもさみしげに見えるこの畑ですが、これから先畑に足を運ぶ度ごとに変化していく葡萄樹にきっと驚かれることでしょう♪
剪定と同時に畑の中の枝を集めてトラックに。。。。
あっという間にトラックの荷台はいっぱいになってしまい、畑もピカピカ
2014年度OVCメンバーの皆さん、今年一年間どうぞよろしくお願い致します。
メンバーの皆さんと畑の中で季節を感じながら楽しい時間と喜びを共有していきたいと思います。
次回は3月、メンバーの皆様にお会いできるのを楽しみにしておりますね
2014年02月01日
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