本日の収穫会は、神田(じんでん)圃場のカベルネ・ソーヴィニヨン、この畑はメルロとカベルネ・ソーヴィニヨンを栽培しており、前の週既にメルロは収穫済み、残り3分の1の面積のカベルネ・ソーヴィニヨンを本日お集まりいただいた約40名の皆さんと収穫を行います。

本日も秋晴れのお天気に恵まれ、神田圃場はいつも以上に美しく見えます。
とにかくワイナリーから離れているため(と言っても車で10分程)お客様を案内する機会がないこの畑ですが、細いくねくね道を通り抜け視界にこの畑を捉えた瞬間、ほとんどの方が「わぁ〜きれい

この畑を担当している細川曰く、どんなに頑張っても草刈りに10時間はかかってしまうとのことですがそれでもこの畑に来てくれる収穫隊の皆さんに心地よく収穫をしていただける様、また美しい畑と思っていただける様前々日に丁寧に草刈りをし、本日を迎えることができました。

神田圃場の長ーい垣根は100m以上あるので、みんなで団結力を高め、効率と精度を上げるべく、本日の収穫はみんなで固まってエリアごと収穫を行っていく方法を取りました。これは、先日のメルロ収穫会の際のテント収穫で学んだ方法で、離れ離れで収穫するよりもみんなで近くで収穫する方が、より収穫のスピードをアップさせることに気づいてしまったのです


一房一房丁寧に収穫し、ピーマン臭の原因となる青玉をしっかりと取り除き、収穫カゴに入れていきます。
畑に入る前にもちろんスタッフが収穫手順を説明するのですが、グループを作って収穫を進めていったため、グループリーダーにみんな色々聞きながら作業を進めていく様子は何ともほほえましく、嬉しい光景でした。今年の収穫は、全日程8日間でしたが、そのすべてに参加して下さっている方や7回参加して下さっている方もいて、最終日はまさに収穫のプロへと成長を遂げており、他のメンバーさんのケアもしてくれました。
午前中には神田圃場のカベルネ・ソーヴィニヨン840kgの収穫を終え、ワイナリーセラー前でゆっくりとみんなでランチを食べました。
本日をもって自社農園の葡萄は全て収穫が終わり、今年もどうにかここまで来たんだなぁという安堵感と収穫に来てくれた皆さんへの感謝の気持ちに満たされました。
収穫を通じて沢山の素敵な出会いもあり、9月の私たちは体はくたくたでしたが、作業面だけでなく、気持ちの面でも皆さんに支えていただいてどうにかここまで来れた事を改めて実感しました。
収穫会にお越しいただきました皆さん、本当にありがとうございました。
その後。。。皆さんの愛情いっぱいの葡萄ちゃんは私たちスタッフで大切に仕込みました。
皆さんにお目見えするのは2年後くらいでしょうか??
おいしいワインになりますように。。。。