メルロ収穫会1日目@神田圃場
本日は神田(じんでん)圃場のメルロの収穫会1日目、この畑は私たちが運営する自社農園の中でも最も面積が広いため2日間に渡って収穫を行います。
私たちの圃場はそれぞれ担当が決まっていてこの畑は細川が栽培を担当していますが、面積が広く2品種(メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン)を栽培しているため、他の畑よりもなんの作業をするのも少し多めの気力と体力が必要です。それでも一つ一つ丁寧かつスピーディーな作業を重ね、本日を迎えることができました。
葡萄は大変健全で、大きく立派な房もたくさん見られ、たわわに実るその様子はまさに豊作!!といった感じです。
手に載せてみるとこんなに大きいメルロも。。。
早速集まってくれた有志35名の皆さんと一緒に収穫を始めます。
神田圃場は一列が100m以上あり、8人1組で1通りの垣根の収穫を行っていきます。
広い畑だけに一足垣根の間に入ると静けさが漂い、何ともすがすがしく忙しい日常を忘れさせてくれます。
翌日、翌々日は台風が接近しており、お天気が心配だったため初日はできるところまで。
丁寧に青い粒を抜き、しっかりと熟した葡萄のみを収穫カゴに入れていきます。
皆さん葡萄の手入れにはじめは苦戦しながらも、徐々にコツをつかみペースよく収穫が進められました。
お昼御飯は、ワイナリーに戻ってセラー前で休息のひと時を。。。
ワインは、1日目は奥野田ビアンコと本日作業を行った神田圃場から生み出されるワイン、ワインヴィーナス メルロ&カベルネ・ソーヴィニヨンをグラスで。収穫期はとても忙しいのでマダムランチはお休みですが、メニューを相談しながらオーダーしたこだわりの収穫弁当をみんなでいただきました。
本日収穫したメルロは1750kg、概ね神田圃場のメルロの約3分の2の収穫を終えることができました。
明日、明後日のお天気が危ぶまれ、台風も接近している中、本日しっかりと作業を進めることができました事を参加して下さった皆さんに感謝したいと思います。
お疲れさまでした&ありがとうございました。
メルロ収穫会2日目@神田圃場
本日も早朝6時から収穫会、朝早くから集まってくれる皆さんに4時起きでおにぎりを作りましたが、徐々に雨脚が強くなっていき、気分はどん底に。。。。
にも拘らず、20名の有志がこんな雨の中1人として欠けることなく神田圃場に集結してくれました。
感謝感謝です。
畑に到着したものの雨は一向にやむ気配を見せず、収穫は不可能だと思われた矢先、こんな危機的状況を乗り切る一つのアイディアが浮かびました。
いつもセラー前でランチの時に使っているテントで垣根ごとおおって中で収穫をしたら。。。という考えでした。
奥野田マークの入ったとても可愛く軽く組立てがとても簡単なテント、実際垣根に立ててみたらなんとピッタリ!!
かなり大きなテントなので2張りを並べるとなかには20人が余裕で入ることができ、雨にぬれず収穫ができました。
そして、テントエリアの収穫が終わると四隅の足をみんなで協力して持ちあげ、移動をする。。。
まさにアンビリーバブルな収穫が実現しました。
テントの中では、みんなが一生懸命収穫作業を行ってくれました。
いつもは畑の中で散らばって収穫をしますが、テントの中でみんながまとまって収穫をすることによって強い団結が生まれ、いつも以上に効率的で楽しい収穫が進められました。
普通に考えれば収穫を断念しなければならないような状況でも、こうやって収穫ができたのは参加して下さった皆さんの協力と熱い思いがあったからこそ、本当に私たちにとっても忘れ難い収穫会となりました。
本日は目標通り1030kgのメルロを収穫し、無事神田圃場のメルロの収穫を終えることができました。
こんな雨の中に集まってくれた20名の有志の皆さん、この日の画期的かつ皆さんの愛情あふれる収穫は私たちにとっても忘れ難い思い出となっています。これは特許を取った方がよいかもしれませんね(笑)
本当にありがとうございました。
メルロ収穫会3日目@スミレ圃場
3連休3日目のメルロ収穫会の舞台はスミレ圃場、名前の通りスミレ・ルージュが生み出される奥野田唯一の棚畑で、今年から山口が担当しています。
が、大型台風の接近により残念ながら県外からの交通網は完全に止まってしまい、収穫会は中止に。。。
それでも前日の神田圃場の収穫から泊まりがけで来てくれている皆さんがこんな大雨にも関わらずワイナリーに集結してくれました。
雨脚が強まる中午前中はログハウスで待機、早めのお昼御飯をみんなで食べて午後少しずつお天気が回復していき、台風が去って行ったところで収穫を開始しました!!
台風は去ってしまうとあっという間に晴れ間が広がり、蒸し暑さを感じるほどに。。。
皆さん昨日の神田圃場の垣根のメルロの収穫をしているので、スミレ圃場の棚のメルロとの違いがよりわかりやすく、それぞれ全くキャラクターが違うメルロが収穫できることにとても興味を持ってくれていました。午後から約3時間半、集中して収穫作業が進められていきました。
神田圃場の大きな房の粒がぎっしりと詰まったメルロとは違い、スミレ圃場のメルロは、バラ房で房型も小さく収穫カゴをいっぱいにするのにかなりたくさんの房が必要になるため収穫には時間がかかります。
ですが、その分しっかりと熟した果実は凝縮感があり、出来上がるワインにも期待大です。
本日は台風の中集まってくれた5名の有志の皆さんと488キロのメルロの収穫を行いました。
この日は収穫が終わった直後、電車も復旧し皆さん帰路に着くことができました。
メルロ収穫会、3日間のうち2日が大雨に見舞われる大変な収穫会になってしまいましたが、こんな大変な事態でも集まってくれた皆さんの協力によって、全ての日程でしっかりと収穫ができたことを心より感謝します。
その翌日、スタッフでスミレ圃場の残りのメルロを収穫し、無事仕込みをしました。
皆さんの愛情をたくさんいただいたメルロ、美味しいワインに仕上げてお届けしますので楽しみにしていてくださいね。
お天気には残念ながら恵まれませんでしたが、素晴らしい有志の皆さんに恵まれたことを心より感謝できるハートウォーミングな3日間に渡るメルロ収穫会でした。
ありがとうございました
2013年09月15日
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