本日訪れるドメーヌは名門ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スールです。
いわゆる「グロ家」の一員であるドメーヌの指揮は、現在ベルナール・グロ氏が任されています。
偉大なドメーヌ家系「グロ家」に伝わる、「クロ・ヴージョ・ミュジニー」や「グラン・エシェゾー」を所有することから、一般的に”本家”と認識されている「ジャン・グロ」「ミシェル・グロ」よりも重要な畑を持っています。

さすがグロ家、かなり豪華で素敵な建物(お城)です。
本日案内してくれるのはベルナール・グロ氏の叔母様に当たるマダムです。
現在は甥のベルナール氏がドメーヌを取り仕切っていますが、こちらのマダムが素晴らしいグランクリュ畑のすべてを所有しているのですから本当にすごいです★

ただいま改装中の樽庫を抜けてセラーの一番奥に何ともきらびやかな部屋が。。。。
なんとこちらのセラーは床の色も変えることができ、真ん中にはグランドピアノが。。。。
美しいブルゴーニュグラスを使ってこちらのスペースでワインテイスティングをさせていただきました。
あまりに優雅すぎる。。。。。
ちなみにこのセラーはロマネ・サン・ヴィヴァンの真下に位置し、この地層はロマネ・サン・ヴィヴァンの地層だそうです



少々雰囲気にのまれてしまった私たちですが、マダムが順番にワインをグラスに注いでくれます。
本日いただいたワインは5種類、ヴォーヌ・ロマネ、エシェゾー、クロ・ヴージョ・ミュジニー、グラン・エシェゾー、リシュブール、、、4種類のグランクリュを飲み比べられるなんてこんな贅沢なテイスティングって。。。。と腰が抜けそうになりましたが、驚くべきはそのおいしさ。。。。
ヴィンテージはすべて2010年でしたが、もちろん若々しさもあるものの今飲んでも充分おいしく、素晴らしいの一言に尽きます。
こんなワインがあるからこそ、ブルゴーニュ好きはワインから離れられなくなってしまうだなぁと思わずにはいられない華やか且つ複雑でうっとりとするような味わいでした。
私たちが益々ブルゴーニュワインのとりこになってしまったことは言うまでもありません(笑)

ブルゴーニュの宿泊先オステルリー・ル・セドルに到着するころにはもうあたりはすっかり暗くなってしまいました。ホテルはライトアップされていてかわいらしいガーデンが美しく彩られていました。
最後にブルゴーニュで案内をしてくれたレザンドールのCHOQUET裕子さんと一緒に。
今回のブルゴーニュではドメーヌ訪問はもちろんのこと、裕子さんとの4年ぶりの再会もまたとても楽しみにしておりました。裕子さんのおかげでとても楽しく実りあるブルゴーニュでの時間を過ごせました。日本で、はたまたフランスで再びお会いできるのを楽しみにしています。