
村全体がのどかで、青空に吸い込まれそう。。。。美しい景色の中に溶け込むとても素敵なドメーヌです。
ドメーヌ・シュヴロは、当主のパブロさん、その弟のヴァンサンさん、そしてパブロさんの奥さんのかおりさんを中心にワインを生み出している家族経営のドメーヌです。
ドメーヌ前の畑で作業をしているパブロさんを眺めながら、かおりさんにセラーへと案内をしてもらいました。重厚な石造りのセラーの中でたくさんの樽を見せてもらったり、畑の地質やブドウ栽培へのこだわり、ワイン醸造について丁寧に説明していただきました。

シュブロ家の畑は、底土にはジュラ紀時代の石灰土、表土には自然に灌漑された粘土と白亜の混合土といった、ブドウ造りに大変適した土地です。造られるワインごとにそのブドウの木が植えられている畑の土をこのように展示してあります。

そしていよいよワインのテイスティング!!
ビオの造りを行っているこちらのワインは、アロマティンクな香りと柔らかなタッチ、全体に味わいがよく溶け込んでおり、豊かな余韻が感じられました。
テイスティングの間には、お父さん、お母さん、息子さん、その友達、旦那様のパブロさんが入れ替わり立ち代わり、セラーに遊びに来てくれて本当に仲の良い家族であることがうかがえて素敵な雰囲気でした。
またかおりさんがワイン一つ一つの説明はもちろん、本当に楽しくお話をしてくれたのであっという間に時間が過ぎてしました。
すべて手摘みで行う収穫や旦那様のストイックなブドウ栽培へのこだわりがドメーヌ・シュヴロのワインを造り上げていることを改めて知り、特に黄色い果実を思わせるアロマとシャープな酸、奥行きある味わいのアリゴテのおいしさには驚きました。

パブロさん、かおりさんと記念撮影★
パブロさんは畑仕事の真っ只中でしたが、忙しい合間を縫ってもてなしてくれました。
家族の強いきずなを感じる素敵なドメーヌでした。
パブロさん、かおりさん、そしてシュブロ家の素敵な人々に感謝しつつ、ドメーヌ・シュヴロを後にしました。