9月8日早朝6時、ワイナリー前には本日シャルドネ収穫を一緒にしてくれるメンバーの皆さんが集まってくれました。
数日前から天気予報に振り回されていましたが、当日になってみれば6時だというのに汗ばむほどの晴天、
雨が降らなくて良かった半面、日中お日様をよける場所のない垣根畑の作業は厳しくなることが予想されます。
本日、シャルドネを一緒に収穫してくれる有志の皆さんは総勢50数名、ワイナリーから少し離れているため普段はなかなかご案内することのできない長門原圃場ですが、私たちがとても自慢にしている一級畑ですので
本日こんなにもたくさんの皆さんが作業を共にしてくれることに私たちスタッフも心が躍りました。
ワイナリーから一生懸命坂道を登って、普段はワイナリーからは山の中腹に見上げる中央本線の電車を、眼下に見下ろす斜面に長門原圃場はあります。
畑に着いたら、ハサミの取り扱い方法や収穫手順を説明して、朝の涼しく作業しやすい時間を少しでも無駄にしない様、早速作業に取り掛かります。
今年の葡萄の出来はというと。。。。とっても良いのです。
春先にほんのわずかベトが確認できたものの、的確に治療ができた為健全な上、熟度も高くとてもおいしい葡萄がたわわに実りました。
今年の春に2年間の農業協力隊としての研修を終え3シーズン目に入った細川と、昨年農業大学校で一年間研修を行い今年2シーズン目を迎えた山口、2名の栽培スタッフの頑張りが実を結びました。
本日は早朝からたくさんの皆さんにお手伝いをいただいたこともありますが、房も大きめで手入れもほとんど必要がなかったため、収穫作業は予想をはるかに超えたペースで進み、午前中で2260kgのシャルドネがワイナリーに運び込まれました。
未だかつてない収量と葡萄の健全さ、熟度の高さに加え、収獲の作業スピードに多分お客さんよりもスタッフの方が興奮していたかもしれません(笑)
13時、収穫作業を終えたメンバー全員でセラー前でのランチタイム。
乾杯ワインはもちろんシャルドネです
収穫作業も終了し、葡萄は全てワイナリーに運び込むことができましたので、いつもよりもゆったりとした楽しいランチタイムでした。
初めて収穫のお手伝いに来てくれた方も2回目、3回目の方も一生懸命丁寧な作業をしていただき、
本当にありがとうございました。
天候に恵まれ、かなり期待できそうなヴィンテージですが、何よりも沢山の皆さんと収穫という幸せで充実したひと時を共有できたことをとてもうれしく感じました。
昨年、一昨年の収穫にも来て下さっている方から「今年は本当に素晴らしいですね!!」なんて声をかけていただけると浮足たってしまいます(笑)
こうやって私たちの葡萄を毎年見ていて、応援してくれていて、一緒に作業してくれる方がいることに心より感謝した一日でした。
シャルドネ収穫会にご参加いただきました皆さん、暑い中の丁寧な作業ありがとうございました。
皆さんの愛情をいっぱい受けたシャルドネをおいしいワインに仕上げますので、どうぞ楽しみにしていてくださいね。
2012年09月08日
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