私たちの選択している平垣根の栽培方式は、降雨の後、短時間で葡萄樹が乾くため一次感染後の発症がおこりにくく、また畝を正確に南に向けてあることも病気の発症を防ぐ要因の一つになっています。
お盆以降夜温が下がり始めてから葡萄は酸度を下げながら糖度を増していくデリケートな状態に入りますが、今年のような天候の場合、特に注意が必要で気が抜けません

畑の運営で私たちが心掛けていることは、病気を恐れて農薬を散布することはせずに、多様性のある雑草を管理(草刈り)しながら地温を上昇させ善玉土壌微生物の生育に努めることです。
農薬の散布は、畑全体の生態系を乱すことになるため一度使用すると使い続けなければならなくなります。
そのスパイラルは、安全でおいしいワインを飲んでいただきたいという私たちの気持ちとは反するため、徹底した土壌管理に努め病気が発症しにくい畑を造っていくことがとても大切です。
この写真は、本日夕方の神田圃場です。
メルロは今の所、色の入り方、果実の状態共にとっても良好です

カベルネ・ソーヴィニヨンもところどころ色が入ってきました

品種ごとの葡萄の様子は、後日お伝えいたします♪
写真で見るとあまり分からないけど、結構な斜度あるんでしょうね。
この畑は、ワイナリーから一番遠い所に位置しており、なかなかお見せすることができないのですが左手には川が流れておりそのせせらぎが聞こえ、甲府盆地が一望できる素晴らしいロケーションです。
畑全体は凹型でグラマーな地形に造ってあります。
後日、シャルドネの畑の様子もおつたえしますが、私たちの圃場はセラー前の日灼圃場を除いてはかなり急な斜面に位置しています。
連休中はちょっと面白いワインの試飲もご用意しておりますので、お時間がありましたら是非遊びにいらしてくださいね☆
15,16ともに遅くなってしまったのでそのまま抜けて行ってしまいました。
残念です。
花火大会、楽しかったようですね。
また、機会があったらお寄りください。