本日は田崎ワインセミナーのため、東京へ。
今日はシャトーラグランジュを垂直テイスティングしました。
シャトーラグランジュは1855年のメドック格付けでは3級に列せられましたが、当時のオーナーの不徳から格付けにそぐわないワインしか生み出さない時代が長く続いたそうです。1983年に日本のサントリーが経営を引き継ぎ、畑を整備し、醸造面でも最新式のジャケット式ステンレス製発酵タンクをメドックで初めて導入するなど数々の改良を重ねた結果、名声を取り戻すのに当初10年以上かかると思われていたシャトーを、2〜3年で立て直すことに成功しました。
現在は安定して質の高いワインを生産し、85年から植え付けた優秀なブドウの苗木が20年に近い樹齢を重ねてきたこともあり、ますますその 品質は上がってきています!
いつものセミナーとは少し違う形式で、はじめにビデオでシャトーの歴史、畑やワイン造りへの取り組みをご説明いただき、その後テイスティングに移りました。
ヴィンテージ毎にしっかりとした個性が感じられ、本日テイスティングした中で最も古い2002ヴィンテージすらまだ若々しさを感じるワインで、もちろん今飲んでも十分楽しめますが、今後さらに深みを増していくポテンシャルを感じました
2009年08月03日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/31048570
この記事へのトラックバック
http://blog.sakura.ne.jp/tb/31048570
この記事へのトラックバック