緑がまぶしい6月、15日(土)16日(日)の2日間で奥野田ヴィンヤードクラブの皆さんにお集まりいただきました。
前回お越しいただいた5月には小さな葉っぱをのぞかせていた葡萄畑は新梢が立派に育ち、目まぐるしい成長を遂げています。とてもいいお天気でしたが畑の中には風が通り、さわやかでとっても気持ちの良い日でした。
初日は急斜面のシャルドネ畑、長門原圃場での作業。吹き抜ける風と中央線を眼下に望む美しい景色に癒されながらいらない葡萄の葉っぱを取り除く除葉作業と伸びた新梢を支線に留めつける誘引作業を行いました。
日曜日はお天気の心配もあったためいつものHIYAKE VINEYARDでの作業。。。
除葉作業では房周りの湿度を下げて風通しを良くして葡萄をカビの病気から守ってあげるために行います。垣根畑で葡萄を下から覗いて房の周りの葉っぱを摘み取り、葡萄を日差しから守ってくれている葡萄の上の葉っぱは残して日焼けを防止します。
また、毎日ぐんぐん伸びる新梢は放っておくとあっという間にジャングルのようになってしまうので絡み合ったツルを解いてきれいに上に伸びるように支線に留めつけてあげます。
これらの作業はこの時期何度も何度も畑を見回りながら行う作業です。誘引作業は秋に葡萄の葉っぱが落ちた時に放棄をひっくり返したような形になるように。。。想像しながら作業を進めます。
土曜日に集まってくださったメンバーの皆さんと一緒に長門原圃場で記念撮影!!
日曜日に集まってくれたメンバーの皆さんとは日灼圃場で記念撮影!!
皆さんのおかげで葡萄畑全体に風通しがよくなり、葡萄も気持ちよさそう。。。
すっきりサマーカットになりました。
6月の作業のランチタイム、6/17リリースした2019フリザンテで乾杯しました。
デラウェアを使った濁りスパークリングワインで瓶内二次発酵で造ったこのワインはデゴルジュマン(澱抜き)をせずに発行に寄与した酵母のうまみごと楽しんじゃおう!!っていうナチュラルスパークリングです。
2019ヴィンテージは酵母の香ばしさと柑橘系果実を思わせる豊かな果実味とピールのようなさわやかなほろ苦さを感じる味わい深いスパークリングワインに仕上がっています。
2日間の乾杯スナップ!!みんな思い思いにワインをグラスで楽しんだり、テーブルの仲間とボトルをシェアしたりとランチタイムは本当に大盛り上がり!!用意したワインが足りなくなるくらい皆さん楽しくワインを飲んでくれます。本当に幸せなひと時です。
6月はフリザンテとともに枝豆のペペロンチーノを♪
オリーブオイルにたっぷりめのニンニクをよく炒めて塩ゆでした枝豆を軽くソテーし、火を止めた後にパルミジャーノを削って和えるシンプルながらワインにぴったりの枝豆です。
6月からぐ〜っと作業が多くなり、次回は傘紙掛け作業。。。いよいよ今年も栽培においては大詰めに差し掛かったところです。最高に素敵な方ばかりのOVCの皆さんと一緒に学び、作業をしてきた2024年、今から収穫が楽しみで仕方ありません。
皆さん、6月もありがとうございました!!
2024年06月16日
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