収穫直前の雨に振り回され悩まされながら迎えた収穫日。。。干し葡萄になっている房も多く、あと1週間早い収穫がよかったかもとも思いつつ、そんな中でも今年はとにかく病果がほとんどなかったことが救いとなりました。
毎年恒例、早朝から集まってくれるワインラバーの皆さんに握っているマダムおにぎり。
メルロの収穫会からは雅量さんの大学の先輩が新潟でお米を栽培していていち早く届けてくれた新米を。。。
コシイブキという特別栽培米でもちもちと水分量が多くてとてもおいしい。。。
おにぎりでも2023ヴィンテージの恵みを堪能していただきました。
いつも通り、はさみの説明や収穫の注意点をスタッフが案内して、そのあと作業を進めていただきます。
神田圃場は私たちの畑の中でも一番広い面積の畑で3分の2がメルロ、3分の1がカベルネソーヴィニョンを栽培しています。
途中テントの下でティータイム。冷たいお水を飲んだり、お菓子やブドウを食べたり、この日はマダム特製フレンチトーストも食べていただいたり、土曜日は四谷の燕食堂のスタッフの皆さんが自家製パンを差し入れてくださり、みんなでいただいたり。。。お茶の時間も楽しいひと時です。
お茶の後は再び垣根畑の畝の間に入って収穫作業。
葡萄は病気などはほとんど見られないものの、熟期を少し過ぎていて畑全体に干し葡萄がチラホラ。。。
でも凝縮感が増して糖度がとっても高くなった干し葡萄は食べてみると激うま!!
ワインもたくさんの干し葡萄のお陰で凝縮感あふれる厚みのある味わいのワインができそうです。
広ーい神田圃場のメルロ、2日間で約55名の仲間と一緒に1200キロのメルロを収穫。
干し葡萄になっていた分思ってたより収穫量が少なかったけどその分凝縮感あふれる赤ワインができることを期待したいと思います。
9/9(土)に来てくれた皆さん。
朝方はまさかの雨に驚き、一時はワイナリーに避難する羽目になりましたがその後お天気は回復し順調に作業ができました。
9/10(日)に来てくれた皆さん。
まさに秋晴れの恵まれたお天気でしたが残暑が厳しく作業も大変でした。
どちらの日の収穫も見て、香りをかいで、実際葡萄を食べてみて五感を研ぎ澄ませながらおいしいワインになっていく葡萄を丁寧に摘み取ってくれました。
皆さん本当にありがとうございました。
収穫の後はワイナリーに戻ってランチタイム。
メルロ収穫会、ランチにお出しするウェルカムワインはアネモネメルロです。
メルロのフルーティな果汁を使ったロゼワイン、プラムやチェリーを思わせる果実香とチャーミングな中にも黒葡萄らしい厚みを感じる味わいの私も大好きなワインです。
そして収穫会恒例。マダムのピクルス。今年もジャンジャン作って収穫に来る皆さんに食べていただいています(笑)
9/9乾杯風景
9/10乾杯風景。
楽しく充実した2日間の収穫、お越しいただきご支援いただきました皆様、本当にお疲れ様でした。
一見しわしわでこの葡萄大丈夫??っていうメルロが畑にはたくさんありましたが、食べてみるとまさに干し葡萄でとっても美味しくてみんなの驚く顔がまたとてもうれしい2日間でした。
おいしい葡萄からおいしいワインができる!!そこに向けてみんなが丁寧に作業をしてくれたとても素敵な収穫会でした。そして収穫後その日のうちに皆さんに収穫していただいたメルロを仕込んで糖度を測ってみたらなんと24度!!これは面白いワインができそうで今からワクワクしています。
皆さん、数年後に今日収穫していただいたメルロから出来上がったワインを、2023年は夏が半端なく熱かったよねー!!とか言いながら是非一緒に味わいましょう♪