2月18日(土)、19日(日)2023奥野田ヴィンヤードクラブの初回作業日を迎え、今年もOVCの活動がスタートしました。
今年も200人以上の素敵な仲間が集まってくれて、ここから一年を通して葡萄の生育ステージ毎に畑の中でみんなで栽培について学んでいきます。
2月の作業は剪定作業。現在の葡萄の樹の状態を見ながら今年実を付ける枝を選び、来年、再来年の樹形をイメージしながらの剪定はもっともスリリングで難解で奥が深い楽しい作業になります。両日ともにまずはガーデンテラスで45分の社長による座学で剪定作業についてお勉強。その後は事前に撮影しておいた剪定作業のビデオで学習し、剪定の基本を学びます。
座学の後は畑に出てデモンストレーション。基本はわかっていても葡萄の樹ごとに形もコンディションも違うため樹と対面してその樹に一番適した剪定をしてあげることが重要です。
2日目は雨に降られてしまいましたが、皆さんカッパ持参で雨の中の作業に臨みます。
みんなのレインウェアがカラフルでかわいいですね。
社長の剪定の様子を真剣に見つめるメンバーの皆さん。2日目はすぐ止む予定だった雨がなかなか止まずランチタイムまでにはみんなびしょ濡れでした(笑)
デモンストレーションの後はそれぞれメンバーさんの名前が付いた葡萄樹から剪定作業を行っていきます。
今年は初の試みでリーダーシップ研修を事前に行いました。
我こそは!!と名乗りを上げてくれたベテランメンバーさんに集まっていただき、事前に講習を受けて剪定への理解を深めてもらい、OVC作業日当日はみんなのリーダーとして剪定のサポートをしてもらうという新たな試みです。リーダーのみんなはいつも以上に事前講習をを真剣に取り組んでくれて剪定を学び、新しいメンバーさんもサポートしてもらって一緒に考えることで剪定の答えが導き出せるというなかなか楽しい試みでした。これからも出来るだけこのような機会が持てたらベテランメンバーさんのスキルアップにもつながるし、メンバーさん同士も仲良くなれるし、楽しく作業が出来そうです。
剪定作業が終わったメンバーさんから、今度は支線のお掃除。支線に絡まっている巻ヅルやごみを除去して支線をきれいにしてあげます。支線の巻ヅルは何度も雨に降られては乾くうちに病巣になってしまうため取り除いて支線を清潔に保ち、新しく出てくる芽が気持ち良くつかまれるようにしてあげます。
参加してくださったみんなの木の剪定を終えて、いよいよお楽しみのランチタイム。
剪定作業日のウェルカムワインは奥野田ベリザンテ!マスカットベイリーAを使った瓶内二次発酵の濁りロゼスパークリングワインです。ちょっぴり濁ったサーモンピンクの色調がかわいいです。
毎回ウェルカムワインはその時に一番飲んでいただきたいワインをセレクト。2023年のスタートの記念すべき会なので美しい色合いのスパーリングをお楽しみいただきました。
そして2月の作業日の定番は甲州名物カボチャのほうとう。
真冬の畑で冷え切った身体を温めていただきたくて2日間で130人前以上のおほうとうを作りました。
カボチャのほうとうが甲州種のハナミズキブランにもとっても合ったとの事でよかったです。
2/18(土)に参加してくれたOVCメンバーの皆さん。
土曜日はお天気に恵まれ、とにかく一日気持ち良い日でした。リーダーさんも今年からOVCに入ってくれたメンバーさんもみんなで協力して剪定を進めてくれてその上支線までピカピカにしてくれました。
皆さん、お疲れ様でした。
2/19(日)に参加してくれたOVCメンバーの皆さん。
お昼前には止む予報だったのに全然雨が止まずちょっとお天気に振り回された一日でしたが座学もスライド学習もしっかりしていただき、剪定の理解を深め、丁寧に作業にあたってくれました。
悪天候の中での作業、お疲れ様でした。
今年もスタートを切った奥野田ヴィンヤードクラブ、2023年の葡萄の生育を見つめながらみんなで楽しく進めていきたいと思います。次回は3月の誘引作業、皆様のご参加をお待ちしています。
今回は土曜日に参加が集中してしまったことで人数制限を設けることになりご参加いただけなかったメンバー様には本当に申し訳ありませんでした。出来るだけご希望の日にお越しいただけるように色々工夫しながら進めていきたいと思いますので今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
2023年02月19日
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