ようやくコロナも少しずつ落ち着きを見せ始めた6月。
ぐんぐん育つ葡萄の葉っぱを取り除いてあげる除葉作業を6月11日(土)、12日(日)の2日間、OVCのメンバーの皆さんと一緒に行いました。
6月11日はワイナリーから徒歩7分ほどの場所にある急斜面のシャルドネ畑、長門原圃場へ。
周りはサクランボが最盛期を迎え驚くほど混雑しています。
結構広い畑なので予めこの日はハードです宣言をしておいたのですが(笑)、いい具合にお天気は薄曇りで暑さもそこまでではなく絶好の除葉日和に恵まれました。
いつもは座学から始めるOVCの作業ですが、この日は午後寄りお天気が崩れそうだったのでワイナリーに到着したメンバーさんから畑に送り届け、畑でスタッフが作業の説明をしてそのまま作業に取り掛かっていただきました。
除葉作業とは房回りの葉っぱを取り除き、風通しを良くして葡萄を健全に保つために行います。
葡萄の下方面から覗いた時に房回りがすっきりとするように葉っぱを取ってあげます。
葡萄の上にある葉っぱはこれからの強い日差しから葡萄を守ってくれるため残します。
作業自体はとても楽しいのですが葡萄と目線を合わせて作業を行うため、立っているのが大変なほどの急斜面の長門原圃場では特に長時間この作業を続けるのはちょっときついです(笑)
こちらは除葉前の樹の様子。房の周りに葉っぱがたくさんあって風通しが悪く湿度が高いです。
また防除の際にもスプレーヤーが房にうまく届かず効率が良くありません。
こちらは除葉後の葡萄の樹。房回りがすっきりとしていて風通しが良い上、葡萄の上の葉っぱは確保されているため強い日差しをうけて日焼してしまう事を防いでくれます。
土曜日、広ーい長門原圃場でシャルドネの除葉作業をしてくれたメンバーで記念撮影。
お昼ご飯をお預けでこの畑の除葉を終わらせていただき、本当にお疲れ様でした。
ちょっとハードでしたが、美しい景色と眼下に見える電車とたまに吹く風がとても気持ち良かったですね。
日曜日に集まってくれたメンバーさんはいつも通り座学をテラスで行い、いつものHIYAKE VINEYARDで除葉作業。デモンストレーションを見ていただき、まずはご自分のプレートの付いている木から作業をスタート!!
前回来ていただいた芽かき作業の時は赤ちゃんの様に小さかった葉っぱが、ぐんぐん成長をしてこのころにはなんとなく秋の収穫の様子も連想できワクワクします。
この日も皆さん協力して、テンポよく除葉作業を進めてくれてHIYAKE VINEYARDの葡萄がみーんなすっきり風通し良くなってとっても気持ちよさそう。
HIYAKE VINEYARD除葉作業にご参加いただいたメンバーの皆さんと。
途中雨に降られたりしてヒヤヒヤしましたが、すぐに止み日焼圃場全部の除葉を完了する事が出来ました。皆さんお疲れ様でした。
小さなカベルネソーヴィニヨン達はこれからぐんぐん成長を続けてきっと秋には黒く熟した葡萄をたくさん実らせてくれることでしょう。
今までよりも少し長めの作業の後はお楽しみのランチタイム。本日の乾杯ワインは初日のシャルドネ畑の除葉作業にちなんで2018桜沢シャルドネ。シャルドネのワインを中心にグラスで楽しめるワインも色々ご用意しました。
第一日目、長門原圃場のシャルドネ除葉作業にお越しいただいたメンバーの皆さんと。
HIYAKE VINEYARDのカベルネ・ソーヴィニヨンの除葉作業に参加いただいたメンバーの皆様と。
本日のマダムの一皿はタイグリーンカレー。蒸し暑い時期に爽快に辛くスパイシーなカレーがピッタリで食欲をそそります。今回は2日間で余裕を持って約150人分くらいのカレーを作りました(笑)
そのうちワイナリーでもお出しする日が来るといいなぁなって考えながら作りました。
みんな「辛ーい」と言いながら食べていただくのを見るのが幸せです(笑)
6月のOVC作業から畑が活発に動き始めていることもあり今までのゆったりペースから一気に忙しくなってきます。
次回は7月傘紙掛け作業。また皆様と畑で集えるのを楽しみにしています。
2022年06月12日
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