2018年02月18日

ワインを訪ねて〜2018フランス旅行記〜 シャンパーニュ1日目

前日遅くにブルゴーニュからパリに戻り、翌日早朝はパリからシャンパーニュに向けて出発。
パリ東駅からランスまではTGVを使って45分ほどで到着します。
シャンパーニュでは現役OVCのシャンパン大好き女子2人と日程を合わせて2日間一緒に過ごす予定です。
ランスの駅からはやや距離があるため、タクシーでまずは本日の宿泊先シャトー・レ・クレイエールへ。
IMG_0691.jpg

まさにまさにシャトーですね!!ぴかぴか(新しい)広大な敷地の中に佇む美しいシャトーホテル、テンションを抑えるのに必死です(笑)ご一緒したワイン女子の方は5回以上こちらに訪れているとの事です!!すごい★
IMG_0682.jpg

早めに到着したためお部屋の準備が出来るまでサロンでウェルカムシャンパンをいただきます。
ウェルカムはバロンドロスチャイルド!!クラシカルで格式あるややブリティッシュ風のサロンのソファ席で。。。やはりランスでいただくシャンパンは最高ですね。
IMG_0702.jpg

初訪問の私たちは敷地の中をお散歩。美しく青々とした芝がどこまでも続いていて2月なんて嘘のよう!!この日が今回の旅の全日程の中で最もお天気良い一日で空と緑とのコントラストが美しくお散歩もとっても気持ち良かったです。
IMG_0745.jpg

チェックインを済ませた後、すぐ近くにあるポメリーへ。
そもそもシャトー・レ・クレイエールはマダムポメリーが娘のルイーズのために建てた別邸でもともとはポメリーのオーナーが住んでいたお城。ため息が出るほどどちらの建物もきらびやかです。
IMG_0774.JPG

ポメリーでは、2種のシャンパンのテイスティングがついたツアーに参加しました。まずは長ーい階段を下り、ワインカーヴへ。担当のお姉さんがシャンパンの製造工程について、熟成について、詳しく説明してくれます。カーヴの中はとにかく広くて階段の上り下りから始まり、全部歩くとかなりの距離。これは先にテイスティングだと確実に階段から転げ落ちる人が出てしまいますね(笑)
無事地上に帰還した後はお楽しみのテスティング。スタンダードなものとヴィンテージシャンパンの飲み比べ。やはりヴィンテージシャンパンの方が味わいに香ばしさと厚みがあり好み。でもヴィンテージシャンパンを先に飲むとスタンダードなものが飲めなくなってしまうという葛藤の中でのテイスティングでした(笑)とにかく規模も置いてあるアートも本当にすごい!!さすがトップシャンパンメゾンです!!
その後再びホテルに戻り、ディナーの準備を。

IMG_0775.JPG

再びサロンでシャンパンをセレクトしているとこちらでスーシェフをされている馬田シェフが登場!!今回の旅は手配からディナーコース、翌日のコーディネートまで何から何までお世話になりました。まずは馬田シェフが厨房やセラーを案内してくれました。ランチの営業もしたのにピカピカで美しく一寸の乱れもない厨房、そしてなんといっても圧巻なのがセラー!!常時6000本ほどのワインをこちらの保管しているとの事ですがそのラインナップがすごすぎです。山のように積まれたDRCや来月のおすすめワインに予定されているSALONも箱積み。ため息の出るようなセラーです。4人ともここに住みたいと連呼(笑)

IMG_0751.jpg

厨房の中でこれから2日間お世話になる馬田シェフと記念撮影!!
IMG_0908.JPG

そしてメインダイニングに案内され、いよいよ待ちに待ったディナーがスタートです!!
せっかくシャンパンの地なので、コース料理に合わせてすべてシャンパンをペアリングしていただく事に決定!!アミューズ・ブーシュにはキャビアを添えた色々な貝のクリーム仕立てが運ばれてきました。
美しくおいしくシャンパンに合う!!
IMG_0761.jpg

シャンパンで蒸したサンピエール フレッシュシャンピニオンを削りかけていただきます。
大きなシャンピニオンの豊かな香りと旨味が最高です。
IMG_0762.jpg

そして次は今まで生きてきた中で最高においしく贅沢な卵料理。周りにはリースのようにジャガイモのニョッキが添えられており、濃厚なクリームのソースと目の前で削ってくれるたくさんの黒トリュフと一緒にいただきます。今まで私が見たトリュフの中で最も大きいトリュフでした。もっともっとと言わなくてもたくさん削ってくれました(笑)
IMG_0763.jpg

メインはまるでデザートのようなかわいらしい一皿。鳩のお肉でフォアグラを包み、肉の血をコトーシャンプノワで煮詰めたソースを絡めてあります。濃厚な味わいのこちらのお料理はロゼシャンパンとの相性が抜群!!本当にお料理全てが美しすぎます。
IMG_0909.JPG

チーズはたっぷりのフレッシュトリュフをサンドしたブリアサヴァラン。滑らかな口当たりとさわやかな酸味、トリュフが香り高い最高の味わい。デザートはこれまたトリュフをたっぷり使ったチョコレートデザートとレモンシャーベットを中に入れて食べる温かいスフレ。

本当にすべてが美しく、美味しく、シャンパンと寄り添い、こんな素敵なディナーがこの素晴らしい空間でいただけるなんて!!感動の嵐です。しかも今回はこの後サロンでコーヒーまでいただき、睡魔にも打ち勝つ事が出来ました(笑)夢のようなひと時です。

翌日は馬田シェフと若手のフランス人シェフお二人にシャンパンメゾンを案内していただく予定。
感動が押し寄せる大興奮のシャンパーニュ1日目の夜でした。
シャンパーニュ2日目につづく。。。
posted by ワイナリーマダム at 14:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行記〜ワインを訪ねて〜
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/182570410

この記事へのトラックバック