お昼過ぎにボーヌ駅に到着、ブルゴーニュレザンドールを運営するショッケ裕子さんに今回もアテンドをお願いしました。
5年ぶりに再会した裕子さんとの出会いは8年前、フランス人のご主人とお嬢さんと一緒に私たちのワイナリーを訪れてくれたことがきっかけです。裕子さん自身ワインが大好きでワインの専門知識も豊富、その上奥野田ワインのことも本当によく知っていてくれているのでとても楽しくきめ細やかな案内をしてくれます。
本日はコートドボーヌを中心に銘醸畑を巡りながら2軒のドメーヌを訪れる予定です。
車を走らせるとあっという間に辺り一面葡萄畑。山梨も相当に畑ばっかりですがその広大さには毎度圧倒されます。
高台から葡萄畑を一望、本当に素晴らしい景色です。
本日1軒目のドメーヌは丘の上から聖母マリアが見守るペルナンベルジュレスにあるDomaine Denis Pere et Fils。当主のクリストフさんが案内をしてくれました。
コンクリートタンクが並ぶ醸造場では醸造のこだわりについてとても丁寧にお話をしてくれました。裕子さんを介して2人の醸造家のワイン造り談義に花が咲きました。
美しいテイスティングスペース。洗練された雰囲気でとても素敵です。
畑ごとの土がサンプリングされています。
そしていよいよワインのテイスティング。
白、赤合わせて約10種のワインをテイスティングさせていただきました。
ここ数年のにブルゴーニュで起きた遅霜による収穫への影響の話、本当に久しぶりに収穫量が確保できた2017VTについて、ヴィンテージごとの葡萄の品質や味わいの違いなどをしっかりと感じとりながらの楽しいテイスティングでした。果実のふくよかさとバタリーな香り、ミネラル感たっぷりのコルトンシャルルマーニュややや乾燥して葡萄の水分が飛び収穫量が少なかった2015VTの凝縮したコンフィチュールのような味わいの赤ワインが特に印象的でした。
とても紳士的で誠実に葡萄と向き合っている姿がとても印象的だったクリストフさん。
最後はエントランスで一緒に写真を撮っていただきDomaine Denis Pere et Filを後にしました。
つづく☆
2018年02月16日
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