この畑には全部で900株のカベルネ・ソーヴィニヨンが植えられていて昨日富士通さんと一緒に300株、本日OVCメンバーのみんなで600株の葡萄に笠紙を掛けます。
出来るだけ日中の最高温度に達する前に笠紙掛けを終わらせるため、細かい注意事項と作業手順を説明して到着したメンバーさんからどんどん畑で作業を進めてもらいます。この畑での作業は5月の芽かき作業以来、あんなに小さかったブドウの芽がこんなに立派に成長していて皆さん喜びに沸いていました♪
今年は雨が少なく、葡萄が小さめですが、病気も見られず健全にここまで来る事が出来ました。
他のワイナリーさんや畑では既に笠紙掛け作業は終わっているのですが、私たちのワイナリーでは梅雨中笠紙を掛けることによる湿度の上昇を避けるため、梅雨の終わりのこの時期に毎年行います。
笠紙掛けは、雨粒に含まれるカビの胞子から葡萄の房を守ってあげるために行う作業ですが、特に晩熟のカベルネ・ソーヴィニヨンは秋雨の影響を受けやすいため丁寧に笠紙を掛けてケアをしてあげます。
皆さんが掛けてくれた笠紙一枚一枚がこの畑のカベルネ・ソーヴィニヨンを雨粒の被害から守ってくれて、9月下旬の収穫まで導いてくれます。お昼過ぎ、とっても暑い日でしたが皆さんの頑張りのお陰で日灼圃場900株、すべてのカベルネ・ソーヴィニヨンに傘紙が掛かりました。

作業を一緒に頑張った素晴らしい仲間とのランチタイム!!
乾杯ワインはキンキンに冷えたハナミズキ・ブラン!!!
皆さんいい笑顔です。

本日は本当にたくさんのメンバーさんが参加してくれたのでこちらのエントランススペースにも特設会場を(笑)この場所は風が抜けて本当に気持ち良い特等席です。
本日のランチワインは美しいオレンジ色のハナミズキ・ブランとしっとりと柔らかい果実味のスミレ・ルージュ キュベ エルヴァージュ。作業の後にみんなで飲むワインは格別です。
そして特製ピクルスを。。。たびたび作ってお出しするいつものピクルスですが暑い夏の疲れを吹き飛ばしてくれる魔法のピクルスです(笑)

傘紙掛け作業を一緒にしてくれたOVCメンバーのみんなとHIYAKE VINEYARDの前で記念撮影!!
2月に活動をスタートしてカベルネ・ソーヴィニヨンの剪定、誘引、芽かき、シャルドネの花カス取りの作業を経て、本日の笠紙掛が終了。残す作業は収獲のみです。本日皆さんが笠紙を掛けてくれた葡萄たちはこれから熟度を高め、9月には美しく色づいて皆さんを畑で迎えてくれることでしょう。ここまで大切にお世話してくれたメンバーさん、そしてワイナリースタッフの丁寧な作業の積み重ねに応えて素晴らしい葡萄に成長してくれますように。。。皆さん、お疲れ様でした!!