5月13日(土)、14日(日)の2日間に渡り、奥野田ヴィンヤードクラブの皆さんと一緒に芽かき作業について学びました。
HIYAKE VINEYARDではカベルネ・ソーヴィニヨンの可愛らしい芽があちらこちらで顔をだし、前回までの圃場風景とは一変、青葉が目に沁みる清々しい季節になりました。
土曜日は朝からどしゃ降りでしたが午後終了間際には小雨になり、両日とも無事座学と作業、両面から新梢管理作業について学び、理解を深める事が出来ました。
本日の芽かき作業は剪定で選んだ結果母子から出た必要のない芽を摘み取ってあげる作業で秋に実をつける芽を決定づける大変重要でデリケート且つ難しい作業です。出てきたすべての芽を使うのではなく、選抜した良い芽を残してあげることによって畑全体の生育が一定となり、良い葡萄が収穫できます。また数年先も見越しながら樹形全体も整えていきます。
芽かき作業は大変デリケートで難しい作業なので両日ともに座学はみっちり!!
座講の後は実際に畑に出て自分のネームプレートが付いた葡萄の木の芽かき作業を行います!!
この作業は難しい上後戻りが出来ない作業だけに本日も厳しいスタッフの指導の下、マンツーマンで作業を進めていきます。
スタッフの指導を待つ間は、みんなご自分の葡萄の木の可愛らしい芽との対面の喜びに沸いていました(笑)
スタッフはもちろんですが、皆さん自分の木の今年の収穫、そして今後の樹形を左右するので真剣そのものです!今年2シーズン目に入った渡邊も丁寧に指導に当たります。
鬼の細川(笑)も熱血個別指導!!慎重に摘み取った芽は皆さん持ち帰ったりします。
本日は例年よりもややカベルネソーヴィニヨンの芽の成長が遅く、畑全体にはもう少し全体のバランスと成長を見届けてからの芽かきがベターなため作業は軽めです。
そしてそして、作業の後はお楽しみのランチタイム!!
本日は3月25日にヴィンテージが変わり、フレッシュな果実味と酵母の香ばしい旨味が楽しめる2015奥野田フリザンテ、5月8日にリリースしたばかりの美しいAKANEIROの甲州ワイン、2016ハナミズキ・ブランをご用意!!
5月は一年に一度のお楽しみ、芽かきした葡萄の芽の天ぷらをみんなでいただくのが恒例で毎年ハナミズキブランを合わせて楽しんでいただいています。
5月13日に参加いただいたOVCメンバーのみなさんとの乾杯スナップ!!
この日は朝からどしゃ降り。作業はほぼあきらめていたのですがプログラム終了前に雨が収まり、作業もしっかり出来ました。
人気のプログラムという事で今回は作業日を2日間を設け、参加が2日目に集中したためその分初日はアットホームな雰囲気の会になりました。メンバーさんがニセアカシアやふきのとうの味噌を差し入れてくれてそれぞれ天ぷら、マスカルポーネとあわせてカナッペにして、ランチにみんなでいただきました。
5月14日に来てくれたメンバーの皆さん!!
この日はお天気にも恵まれ、70名以上のメンバーさんが来てくれてとってもにぎやかな会になりました。
それでも皆さん一人残らずご自分の木の芽かき作業を行い、畑からいただいた恵みを天ぷらにしてみんなで堪能しました。ゆったりと楽しむランチタイム、ともに学び作業をした仲間とのランチタイムは格別な時間ですね。
本日はお弁当と一緒にブドウの芽の天ぷらを!!一年に一度、この時期この場所でしか味わえない贅沢です。大切なブドウの芽、丁寧に作業をしてその恵みを美味しくいただきます。本日はメルロとシャルドネの芽の食べ比べ、皆さん味わいの違いを感じていただけましたでしょうか??
ゆっくりとしたランチタイム、その他色々なワインをグラスでも楽しんでいただき、葡萄がくれた恵みと合わせて飲み比べ!!素敵な仲間たちと共に過ごす楽しくおいしい2日間でした。
難しい芽かき作業、お越しいただきましたOVCメンバーの皆さん、お疲れ様でした。
ここから先、葡萄はめまぐるしい速さで成長をし、いよいよ本格的な農繁期に突入します。
次回は舞台を変えて、急斜面の長門原圃場、桜沢圃場でシャルドネの芽かき作業を予定しております。
また来月、皆さんと葡萄畑でお会いできるのを楽しみにしていますね!!
2017年05月14日
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