2017年03月18日

2017富士通ワインファーム〜誘引作業〜

本日は富士通ワインファーム誘引作業、2月の剪定作業から約1ヵ月ちょっとが過ぎ、葡萄の木も次なるステージに移っていきます。
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本日は富士通社員の皆さん、そこに仲間に入れていただいたOVCメンバーさん合わせて60名ちょっとの皆さんにお集まりいただき、まずはテラスで座講。誘引作業についてしっかり学んでいきます。
約一時間かけての座講では、前回の剪定作業を踏まえて誘引作業の目的や方法、注意点などをお話ししていきます。誘引作業は2月に剪定した葡萄樹の結果母子を倒して支線に留めつけていく作業です。言葉でいうと簡単そうですが、これが本当に奥深く難しい。。。座講も作業も真剣そのものです。

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奥野田ワイナリーでは基本的には長梢剪定を採用しておりますので、2月に選んだ2本の結果母子をミシミシと折り曲げ、支線に留めていきます。絶妙な力感覚が必要で、気を抜いてしまうと枝を折ってしまう危険もあります。そうすると今年の収穫をあきらめなくてはならないばかりか、来年以降の樹形にも大きく影響が出てしまうため作業は緊張感あふれています。

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昨年以前からの、そして剪定時の葡萄の木に託したメッセージを読み解き、どのように秋の収穫を迎えるか??はたまた数年後にどのような樹形にしたいかをしっかりと作業に組み込んでいくことがとても重要で1年間のプログラムの中でも最も難しい作業になります。マンツーマンでの作業で皆さんしっかりと誘引をした後は畑や葡萄のケア、支線の掃除や葡萄の皮むきも行います。
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無事誘引作業を終え、葡萄の木のこのステージの作業の意味をしっかりと理解してくれたところでお待ちかねのランチタイムです!!
ガーデンテラスでみんなで楽しく乾杯♪
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本日のグラスワイン。
2014奥野田フリザンテ。残りわずかな2014ヴィンテージはまさに旨味たっぷりの濁りスパークリング。デラウェア瓶内二次発酵のこのワインはデゴルジュマンをせず、澱と酵母を抱いたまま楽しんでいただくカジュアルなスパークリングです。瓶の中で酵母の味わいが徐々に増していき、今まさに旨味MAX。
尚、奥野田フリザンテは3月25日より2015ヴィンテージに切り替え!フレッシュでありながら酵母の香ばしさも感じていただける2015VTも是非お楽しみに!!
ワインヴィーナス2014メルロ&カベルネ・ソーヴィニヨン
私たちのフラッグシップワイン。今最も自信がある赤ワインをお出ししました。神田圃場で栽培しているメルロとカベルネ・ソーヴィニヨンのブレンド、1年の樽熟成を経てリリースしていますがちょうど味わいがまろやかになりおいしさが増してきたところ。まだまだこれからの変化が楽しみな赤ワインです。

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そして本日のマダムの一品(笑)は、野菜たっぷりスパイス薫る特製ミネストローネ!!
温かな一日ですが、まだまだ畑やテラスは肌寒く皆さんに温まってもらおうとスープにしました。
野菜の旨味が溶け出した具だくさんの食べるスープ、どうぞ召し上がれ!!

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最後は恒例の記念撮影!!富士通の皆さん+本日一緒に作業させてもらったOVCメンバーの皆さんで。。。
誘引作業、本当に難しかったですね〜!!作業が難しいだけでなく、注意点も色々。。。緊張感も強いられます。
でも本日の作業で葡萄はいよいよ芽を出す準備を整えてもらったので次回畑でお会いするときには皆さんが誘引してくれた結果母子の小さな芽からかわいい葉っぱが顔を出しています。
また次回、畑でお待ちしておりますね!!お疲れ様でした!!
posted by ワイナリーマダム at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 富士通GP2020ワインファーム
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