3週間全7日間の自社農園の収穫も本日がラスト、神田圃場カベルネ・ソーヴィニヨンの収穫をしました。
3連休の最終日とあって昨日、一昨日に比べるとやや少人数でしたが、その分アットホームな雰囲気の収穫会になりました。広ーい神田(じんでん)圃場、3分の2のメルロは先週既に収穫が終わっており、3分の1のエリアで栽培するカベルネ・ソーヴィニヨンを本日は収穫します。神田圃場は過去最高の品質。それはヴィンテージに恵まれたこと、畑が成熟したことに加え、本日まで一つ一つの作業をしっかりと行い、葡萄の木が発する小さなアラームを見逃さないように過ごしてきたスタッフの頑張り、そして支えてくれたたくさんの仲間の協力あってこその結果です。こうやって自分たちの畑から素晴らしい葡萄が収穫できる過程には多くの方の支えがあることを改めて感じ、そしてそんなブドウを収穫できることを一緒に喜んでくれる仲間がいることに心より感謝したいと思います。
本日もまずは細かな収穫作業の確認と説明から始まり、実際に収穫に取り掛かります。
9月に入ってからの雨にはかなり悩まされ、葡萄は素晴らしい出来ながらも大変デリケート。本日もとにかく丁寧に収穫し、丁寧にかごに葡萄を詰めていくことを徹底し作業を進めていきます。
病果はほとんどないため収穫はとてもスムーズ。長ーい列もみんなの真剣で丁寧な作業のお陰でみるみる葡萄が収穫されていってしまいます。また本日は人数は決して多くはないものの7日間皆勤賞で収穫に参加してくれているメンバーさんをはじめ、ほぼ全部の収穫に携わってくれている頼りになるメンバーさんが多く、ラストの収穫をその集大成として支えてくれたため本当に素晴らしい精度、素晴らしいスピードでの収穫となりました。
お昼過ぎには神田圃場のカベルネ・ソーヴィニヨン780キロの収穫が終了、収穫を共にした仲間と畑で記念撮影です。皆さん、本当に本当にお疲れ様でした。これにて自社農園の葡萄は全て収穫が終わり、それぞれワインになる道のりを歩み始めました。2016VTの収穫のラストにふさわしい楽しい収穫、素晴らしい葡萄、素敵なメンバーでした!!
ワイナリーに戻り、お昼ご飯の前にセラー見学。2週間前に収穫したシャルドネの樽発酵の様子を見学、また樽にまつわる話など丁寧にご案内させていただきました。今年も高価な樽が次々とどき、請求書を見てびっくりした裏話も。。。(笑)
お昼ご飯は自慢の甲州種ハナミズキ・ブランと本日収穫した畑から生み出されたメルロ&カベルネ・ソーヴィニヨンをお弁当と一緒に。。。いつも通りのコンフィチュールに加えて本日は中津川から皆さんで参加してくれたお世話になっているお酒屋さん、中山道大鋸さんが持ってきてくれた中津川名物の栗と焼酎を使ったケーキをロザリオビアンコと共に皆さんにおすそ分け、デザートを楽しんでいただきました。
長いようで短かった自社農園の収穫、3週間全7日間で350名ほどの素晴らしい仲間が収穫のお手伝いをしてくれました。3週間、収穫仕込みメドレーが続き体力的には疲れもたまってきていましたが、毎週お会いできる素敵な方々に癒され、元気をもらいながらどうにか今年も乗り切る事が出来ました。
素晴らしいヴィンテージとなった2016年、畑で汗を流し、同じ時間を過ごし、そして一緒に収穫の喜びを分かち合った多くの仲間に心より感謝です。皆様一人一人の愛情を受けた葡萄がどんな味わいに醸されるのか。。。再び奥野田に集い、この3週間を思い起こしながら味わうワインの味はきっと格別なものになるに違いありません。
2016年の収獲を支えてくださったすべての皆様、本当にありがとうございました!!
2016年09月19日
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