2016年05月15日

2016奥野田ヴィンヤードクラブ〜芽かき作業〜

5月15日、2016奥野田ヴィンヤードクラブの芽かき作業をしました。
汗ばむくらいの暖かな日差しの中、80名のメンバーの皆さんが本日の作業に参加してくれました。
いつも通り、早速ガーデンテラスで2月の剪定作業、3月の誘引作業の復習と本日の作業について約1時間の座講で学んでいきます。そして座講の後は畑へGO!!
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3月には殺風景だった畑ですが、青空に新芽の緑が映え、美しい光景が広がっています。2か月ぶりの葡萄の木との対面、メンバーの皆さんはそれぞれ自分の木に駆け寄って久しぶりの対面と成長を喜んでいました。小さな葉っぱをのぞかせた葡萄樹、とてもかわいく初々しいです。

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本日の芽かき作業は剪定で選んだ結果母子から出た必要のない芽を摘み取ってあげる作業で秋に実をつける芽を決定づける大変重要でデリケート且つ難しい作業です。出てきたすべての芽を使うのではなく、選抜した良い芽を残してあげることによって畑全体の生育が一定となり、良い葡萄が収穫できます。また数年先も見越しながら樹形全体も整えていきます。大変難しくデリケート、且つ後戻りが出来ない作業だけに本日も厳しいスタッフの指導の下、マンツーマンで作業を進めていきます。スタッフはもちろんですが、皆さん自分の木の今年の収穫、そして今後の樹形を左右するので真剣そのものです!

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何回やっても難しい作業ですが、どうにかすべてのメンバーさんの芽かきが完了し、お楽しみのランチタイム。本日は摘み取ったブドウの芽を天ぷらにしていただく、年に一度のお楽しみデーです。
本日いただくブドウの芽の天ぷらは2種類、長門原圃場のシャルドネとみんなで作業した日灼圃場のカベルネ・ソーヴィニヨンです。シャルドネの芽はスタッフが早朝に摘んできたものです。不思議なことにシャルドネの方が茎の部分に赤い色素をもっているのです。品種ごとに茎の色や葉っぱの形も違うので比べてみると面白いです。ちなみにこちらの葉っぱはシャルドネですが、カベルネに比べてうちわのように葉っぱが丸く切れ込みがあまりないのが特徴ですよ。

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みんなが揃ったところで、恒例の乾杯ショット★
作業を共にした仲間と食べるランチは格別です。
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本日天ぷらに合わせたワイン達。
5/6にリリースしたばかりの2015奥野田ビアンコ
甲州とシャルドネのブレンドです。しっかりとした果実味とミネラル感を楽しんでいただける凛とした味わいの白ワインです。こちらは限定サマーボトルのシースルーバージョンです。
そしてもう1点は4月にリリースした2015ハナミズキ・ブラン
甲州種100%のこのワインは、マセラシオンと丹念なバトナージュによりふくよかさとうまみを追求した白ワインです。この時期の天ぷら+ハナミズキは奥野田の鉄板マリアージュです☆

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天ぷらは揚げたてをサーブ。
シャルドネとカベルネ・ソーヴィニヨン、比べて食べてみると味わいが違って面白いです。
ソフトな味わいのシャルドネとやや酸味とえぐみが強いカベルネ、こんな小さな芽と葉っぱにもしっかりと品種のDNAが表現されているようです。
メンバーさんの差し入れでこの後、ニセアカシアの天ぷらもいただきとても楽しく季節感満載のランチタイムでした。

OVCの皆さん、お疲れ様でした。
目に飛び込んでくる新緑と暖かな日差し、そして柔らかな風が気持ちの良い作業日でしたね。
次回6月はいつものHIYAKE VINEYARDを少し離れてシャルドネの畑の作業を行います。
徒歩15分ほどの遠足ありのややハードな作業になりますが葡萄の花の香りとシャルドネ畑からの美しい景色が待っていますので是非お越しくださいね。
次回からは座講の割合がグーッと減って、作業中心になります。
それではまた次回、お待ちしていますね!!
posted by ワイナリーマダム at 12:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 奥野田ヴィンヤードクラブ
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