2016年奥野田ヴィンヤードクラブの活動がスタートしました。
奥野田ヴィンヤードクラブ(通称:OVC)は、葡萄の生育ステージに合わせた畑での作業を座講と実践で学びながら、ワインのテイスティングやマリアージュも同時に学んでいこうというクラブ活動です。
畑の中で季節を感じ、ワインを一緒に楽しみ、 畑やワイナリーでたくさんのことを共有して下さる私たちが最も大切にしているお客様たちが集うクラブです。
新しい仲間も迎え160名ほどのメンバーに恵まれた今年のOVC、これからどんな楽しい出来事が待っているか、またどんな素敵な出会いがあるのか、今からドキドキワクワクです♪
メンバーの皆様、一年間どうぞ宜しくお願い致します。
朝起きると甲州市は辺り一面雪で真っ白になっていて焦りましたが、積雪はわずか1pほどで交通機関にも乱れはなく集合時間前から本日参加してくださるメンバーの皆さんが続々と集まってくれました。
真冬の屋外での座講はちょっとつらいので、本日はセラーの中に座講会場を作り半端ない(笑)人口密度の中で約1時間半の講義を行いました。座講では奥野田ワイナリーの栽培に対して根底となる考え方、また一年間の栽培の流れ、本日の作業目的や作業方法を学びます。
本日行う剪定作業とは、秋に良い葡萄を収穫するため、また来年以降の樹形を整えてあげるために良い結果母子を選択してあげる重要かつとても難しい作業となります。
1本1本違う葡萄樹の特性を見ながら、ふさわしい枝と剪定方法を選択してあげなくてはなりません。
難しい作業だけに、座講にも力が入ります。
そして1時間半の座講を終え、午前の最後にみんなで畑に出てスタッフがデモンストレーションを行います。何本かの葡萄樹の剪定を行い、みんな剪定のイメージを頭の中で膨らませながらランチタイムに入りました。
午前の部の学びを終えて、OVCとして一年間集う仲間と共にカンパーイ!!
乾杯のワインは、奥野田フリザンテ、2月1日にリリースしたばかりの2014ヴィンテージです。
デラウェア100%で仕上げた濁りスパークリングは、しっかりとした果実味と共に酵母由来の香ばしさが広がるとても飲み心地の良いワインです。
赤ワインはスミレ・ルージュを。柔らかいタンニンとピュアな果実味の赤ワイン、おつまみにも良く合いました。
そして本日のメインは山梨名物のかぼちゃのほうとう。
野菜のうまみが溶け出して冷えた体の芯まで届く優しい美味しさ!!この時期の山梨はほうとうに限ります!!
昨日と合わせてニンジン25本以上、大根12本を切りました(笑)
楽しい仲間とともに食べるとおいしさも倍増です♪
おほうとうで体が温まったところで、午後の作業開始!!
OVCメンバーさんはそれぞれご自分の名前の付いた樹がありその樹を中心に畑全体を一年間お世話をしてもらうのですが本日は全員に自分の樹の剪定をしてもらいます。
2年生以上のメンバーさんはグループのベテランリーダーと相談しながら、今年の新入生さんはスタッフの指導の下剪定作業を進めていきます。みんな慎重に、何度も確認をしながら、それでも勇気を奮い立たせて剪定を行ってくれて、無事全員が自分の樹の剪定を終える事が出来ました!!
最後にガーデンテラスの前で記念撮影★
2016年度OVCメンバーの皆さん、本日の作業お疲れ様でした&今年一年間どうぞよろしくお願い致します。
メンバーの皆さんと畑の中で季節を感じながら楽しい時間と喜びを共有していきたいと思います。
次回は3月、本日剪定した葡萄の枝を誘引する作業を行います。
皆さんとお会いできるのを楽しみにしていますね!!
2016年02月07日
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