今年も富士通社員の皆さんの力を借りながらおいしい葡萄が収穫できる様、そしておいしいワインが出来る様にみんなで学び、作業をしていきたいと思います。また引き続き、畑の中ではセンシングシステムも大活躍中、10分に一度温度と湿度を計測し、データ化して畑の状態を知らせてくれています。こちらもデータの蓄積によってどんどんと進化し、より正確な危険察知が出来るようになってきております。継続は力なり!!です。
本日のプログラムは剪定作業、秋に良い葡萄を収穫するため、また来年以降の樹形を整えてあげるために良い結果母子を選択してあげる重要かつとても難しい作業となります。

まずは現在の畑の様子や奥野田の栽培ロジック、剪定作業の目的や手順などを座講でみっちり学びます。
本日は寒いのでややギュウギュウ詰ですが、セラーの中で座講を行いました。

約1時間ちょっとの座講の後はセラーから出て、剪定に使う道具の説明。
剪定作業には剪定ばさみ、太枝切ばさみ、のこぎりの3点セットを使用します。
道具選びのこだわりなんかも説明しつつ、早速畑の中でデモンストレーションを行います。

結果母子の選び方、枝の磨き方等一つ一つ説明をしながら手際よく作業をしていき、何本かのモデルケースでデモンストレーションを行います。見ていると簡単そうに見える作業ですが、実際やってみるとすべての木が違うのでなかなかに難しく、知識と経験、そして勇気のいる作業です(笑)
午前の作業を終え、お楽しみのランチタイム。

ヴィンテージが変わったばかりの奥野田フリザンテでカンパーイ!!

まずはワインに合わせて前菜3種を。
2点目のワインはここの所グッと味わいがまろやかになり、とってもおいしくなってきたスミレ・ルージュをお出ししました。

そしてメインは山梨名物のかぼちゃのほうとうです。
寒ーい冬の作業、アツアツのおほうとうで体を温めて午後からの作業に臨みました!!

午後はいよいよ一人一人剪定をしていきます。ただやはりかなり難しい作業なので基本的にはスタッフがマンツーマンで指導をしながら作業を進めていきます。多くの方は昨年、一昨年も作業に参加してくださっている富士通ワインファームラヴァー(笑)の方々なので皆さん作業に関してはよ〜く熟知してくれているのですが実際はさみを入れて作業を進めるにはかなりの勇気と勢いが必要です。学んだことを思い起こしながら葡萄樹と対面をして参加してくれたすべての皆さんが剪定をする事が出来ました!!

全員が剪定作業を終えたところで、恒例の記念撮影!!
今年も富士通の皆さんと一緒に学び、力を借りながらHIYAKE VINEYARDを舞台に作業を進めていきます。今年はどんなヴィンテージになるのか、そしてどんな楽しい出来事が待っているか、今から楽しみでなりません。
富士通の皆さん、作業お疲れ様でした。
また新たな一年、どうぞ宜しくお願い致します。