1月の剪定作業から約2か月が経ち、本日富士通ワインファーム誘引作業日を迎えました。
ぶどうにはもちろんまだ一枚の葉っぱもありませんが、畑のグランドカバーや山々は青々としており、春になったことを実感できるようなすがすがしいお天気になりました。
本日行う誘引作業とは、1月の剪定作業で結果母子として選んだ枝を横に倒して支線に括り付ける作業です。
大変デリケートで難しい作業なので、本日もガーデンテラスで作業目的や作業方法についてしっかりと座講で学びます。本日は富士通さんのご厚意で数名のOVCメンバーさんも一緒に座講、作業を行います。毎回OVCのメンバーさんが仲間に入れてもらっているのですがワインが好きで葡萄作りを真剣に学ぶ気持ちは一緒なので毎回和気藹々とした雰囲気で楽しい交流ができます。
しっかり基本を学んだあとは実際に畑に出て、スタッフのデモンストレーションを確認しながら作業を行っていきます。無理やり枝を曲げて誘引しようとするととうっかり結果母子を折ってしまう恐れがありますのでみんな慎重に作業を進めます。ミシミシと枝を少しずつ曲げて誘引をしていくのですが、曲げられた枝からは葡萄の涙がしたたり落ち、葡萄樹がまさにこれから活発な成長を始めていくことを実感できます。
大変難しい作業でしたが、参加いただいたメンバーさんみんなが誘引作業を終え、これから始める葡萄の木の今年の物語の準備を整えてあげる事が出来ました。
楽しいワインテイスティング+ランチを挟み、午後からは葡萄の木の皮むき。
(3月のランチメニューはこちら♪)
毎年行っている作業ですが、木の皮の中に潜む越冬菌や害虫の卵を除去して、葡萄の木を健全に保つためにとっても大切な作業です。このような小さな作業の積み重ねが熟度をしっかり追いかけて栽培ができる健康な木へと導いてくれるのです。
最後は毎回恒例の富士通社員の皆さんの記念撮影!!
本日は誘引作業、お疲れ様でした。
次回は芽かき作業です。
葡萄から顔を出した小さな葉っぱとの対面、そしてブドウの芽の天ぷらを楽しみにしていてくださいね★
2015年03月21日
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