富士通ワインファーム2015年度の活動がスタートしました。
今年で6年目になる富士通さんとの活動、到着した皆さんが目にしたのは新しい富士通ワインファームの看板、同じくおそろいで作っていただいたHIYAKE VINEYARDの看板、そしてセラー前にようやく完成をした奥野田ガーデンテラスです。できたばかりの富士通ワインファームの看板の横にはフィールドサーバーがそびえたち、今年も畑に近づく危険を私たちに知らせ、より健全な葡萄を収穫するために働いてくれることと思います。。
今年も富士通の皆さんと実りある充実した一年にしたいと思います。
まずはできたてホヤホヤのガーデンテラスで座講、奥野田ワイナリーの栽培に対して根底となる考え方、また一年間の栽培の流れ、本日の作業目的や作業方法を学びます。
本日行う剪定作業とは、秋に良い葡萄を収穫するため、また来年以降の樹形を整えてあげるために良い結果母子を選択してあげる重要かつとても難しい作業となります。
1本1本違う葡萄樹の特性を見ながら、ふさわしい枝と剪定方法を選択してあげなくてはなりません。
難しい作業だけに、座講にも力が入ります。そして参加してくれている皆さんもメモを取ったり、写真を撮ったりとかなり熱心です。
約1時間半、テラスでお勉強をして実際畑に出て剪定作業のデモンストレーション、ランチタイムをはさみ、午後からみんなで剪定作業に取り掛かります。
本日のランチの様子はこちら
剪定には技術と知識と勇気が必要ですので皆さん一人ずつ葡萄の木と向かい合ってまずはこれだと思う枝を磨き(整え)、確認をしながら他の枝を切り落としていくという手順で剪定作業を進めていきます。
本日はお天気に恵まれ、畑の中はとても暖かな日差しで過ごしやすく、参加して頂いたみんなが協力して考えながら一人1株ずつ剪定をする事が出来ました。
毎年畑の中で最初に行う剪定作業はまさに木と向かい合って、木の状態を把握しながら声を聴いてあげる作業です。自分が選んであげた結果母子が今年どんな成長をして、どんな葡萄を付けてくれるのか楽しみですね。
本日作業に参加してくれた富士通の皆さん、お疲れ様した。
今年も一年間富士通ワインファームでともに学び、作業し、グラスを傾け、楽しい時間をご一緒していただけることに心より感謝です。みんなで笑顔で収穫の日を迎えたいですね。
一年間どうぞよろしくお願い致します。
2015年01月24日
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