今年も東京ビックサイトで3日間に渡り、開催されたエコプロダクツ展。
エコプロダクツ展とは、新たな環境ビジネスや技術ノウハウ、ライフスタイルのヒント等が一堂に紹介されている環境をテーマにした催しです。
今年も富士通ブースにて「ICTを活用した美味しいワインづくり」という題目でお話しさせていただきました。
今年で4年目になるエコプロダクツ展での講演、私たちの畑に富士通のICTが設置されて4年の月日が経過しました。恵まれたヴィンテージだった2012年、2013年は葡萄にとっての気象条件があまりに良かったためICTの成果が実証しにくかったのですが、今年2014年はなかなかにデリケートな天候であったため素晴らしい検証結果が得られることになりました。
ステージではワイナリーの紹介と富士通さんとの協働協定のきっかけ、畑での取り組み、そして今年一年の歩みを実証データと共に15分という短いステージでご説明させていただきました。(実際は25分ほどになってしまいましたが。。。(笑))
また、4年間畑の中での温度データ、湿度データ、雨量データを蓄積することによってヴィンテージを比較しながら新たな戦略を立てることも可能になって来ています。このシステムは今後の日本の農業の発展に大きな貢献をしてくれるのと同時にこれから農業を目指す若者の経験値を補ってくれる可能性を兼ね備えています。
講演の最後には、傍聴していただいた皆様にICTが活躍する畑で富士通の皆さんが収穫をしたカベルネ・ソーヴィニヨンから生み出された富士通ワインファームオリジナルワインを試飲していただきました。
エコプロダクツ展富士通ブースにお越しいただきました皆様、ありがとうございました。
2014年12月13日
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