真夏のような日差しの中、9月7日(土)9月8日(日)の2日間にわたり、自社農園神田圃場のメルロの収穫会を開催しました。
2024年の自社農園の収穫は課題が多く春先のベトの影響をずっと引きずりながら収穫の日を迎えました。
中でもメルロは最も被害が大きく、収穫を迎えるまでに6割以上の葡萄を落としてきましたが収穫会当日はその中からさらに生命力のある健全かつしっかりと熟したメルロのみを収穫するという方針になりました。
収穫量がかなり少ないため早めに収穫会への参加締切をして、比較的少人数での収穫となりました。
多くの葡萄を畑に切り落としてくるという厳しい収穫となりましたがそれでもお越しいただきました皆様と厳しい手入れで健全な葡萄をわずかに醸造場に運び、無事メルロの醸造ができて、感謝とほっとした気持ちとが入り混じりました。
両日ともにかなり気温が上がり作業が大変でしたが休憩をとりながら丁寧に収穫を進めました。
9月7日に収穫に来てくださった皆様
9月8日に収穫に来てくださった皆さん
お昼ご飯はコロボックルさんのお弁当と収穫会恒例マダムのピクルス、そしてワインは神田圃場のメルロで造ったロゼワイン、アネモネ・メルロをお出ししました。
例年の収穫会よりも少人数だったためアットホームで和気あいあいとしたランチタイムになりました。
OVCベテランメンバーさんがテーブルを囲む仲間にお声がけしてくれてボトルワインも皆さんでシェアしながら色々飲んでいただきました。
葡萄がおおむね200キロほどと例年の10%以下というごく少ない量だったため今回は2日目に来ていただいた皆さんにもお手伝いいただきながら仕込みを。。。。醸造場に仕込み期にお客様をお入れしたのは初めて!!ワイナリー初の試みです。
収獲したメルロを小さなタンクに房ごと入れ、足で踏むという昔ながらの仕込みを。。。
今年は自社のメルロはあまりに収穫量が少ないため、今までのラインナップとは違う何かイレギュラーで特別なワインを造る予定です。
醸造場の仕込みスペース前の様子。。。
醸造場の葡萄を除梗破砕する半屋外スペースはサンルームのようでちょっと素敵な感じです。
200キロとメルロの収穫量は今だかつてないくらい少量となってしまいましたが、お越しいただきました皆さんに収穫を丁寧にしていただいたおかげで健全ないい子だけで仕込みをすることができました。
収獲にお越しいただきました皆さま、ありがとうございました!!