5/11(土)、5/12(日)の両日、5月晴れの気持ちの良いお天気の中OVCの皆さんと新梢管理作業を葡萄畑で行いました。
上手に2日間60名様ずつメンバーさんが分かれてくれて、それぞれの日で最初はシャルドネを栽培する長門原圃場で、そのあとはHIYAKE VINEYARDのカベルネソーヴィニヨンの新梢管理と葡萄の皮むき作業を行いました。
3月にお集まりいただいた時とは畑の景色が様変わりしていて、葡萄畑の中はまだ出たばかりの小さなかわいらしい葉っぱでいっぱい。
まずは葡萄の木の中で位置がふさわしくない芽や明らかに成長が遅れている芽、不定芽などを摘んでいきます。
メンバーの皆さんには主に主幹の下の方にひょっこり出ている不定芽を中心に除去してもらいます。
葡萄の芽かき作業の後は同じエリアの葡萄の木の皮をむいてあげます。
いつも皆さんが作業をしてくれるHIYAKE VINEYARDに比べると長門原圃場はまだまだ皮むきが徹底されていないので主幹を覆っていた葡萄の皮を剥いてもらった葡萄の木がすっきりサマー仕立てとなり気持ちよさそうに涼しげに見えました。
斜面にあるシャルドネの畑から下ってきた後はテラスで本日の作業について座学でお勉強。
葡萄の芽かきは今年実をつけるのにふさわしくない芽や成長が遅れている芽などを摘んであげることで畑の中全体が同調しながら生育ステージを進み、同じ時期にしっかり熟期を迎えられるように行います。
作業の意味や目的を知り、秋の葡萄畑、その先ある来年再来年の樹形を想像しながら作業をするとまた栽培の奥深さを感じることができます。
改めて座学を踏まえて今度はHIYAKE VINEYARDで芽かき作業&葡萄の皮むき。
必ずきれいな手で芽かきをして、芽かきが完全に終わってから皮むきに取り掛かります。皮をむいた手には雑菌や汚れなどがついてしまうので葡萄の新梢を触るときにはいつもきれいな手で作業をすることも重要なポイントです。
OVC5月の作業1日目にお越しいただきました皆様とHIYAKE VINEYARD前で記念撮影。
この日は電車が停まってしまったりお集まりいただいた皆さんにはご苦労をおかけしましたがお天気もよくとても楽しい一日でした。
OVC5月の作業2日目にお越しいただいた皆様と長門原圃場で記念撮影。
そして年に一度のお楽しみ!!皆さんに摘んでいただいた芽を天ぷらにして食べ比べ。シャルドネとカベルネ・ソーヴィニヨン、比べてみると味わいがまったく違って面白い!!そしてリリースしたばかりのハナミズキ・ブランにぴったりすぎて最高に幸せなひと時でした。
恒例の奥野田ワインバーも大盛況!!天ぷらをつまみながら皆さん思い思いにグラスワインや仲間とシェアしてボトルワインをお楽しみいただきました。不覚にも用意したワインが足りなくなるという事態に。。。(笑)本当によく食べてよく飲んで最高に楽しい会でした。
ご参加いただきましたOVCの皆様、ありがとうございました。
次回は6月、除葉作業を予定しています。きっとお越しになるとあまりに立派にぐんぐん伸びる葡萄の木に驚かれることでしょう!!また次回、葡萄畑でお待ちしています。