長いようであっという間!!
2022年の自社農園の最後の収穫、神田(じんでん)圃場のカベルネ・ソーヴィニヨンの収穫を行いました。
台風接近のニュースが騒がれる中での収穫で前日までにお越しになる予定の多くのお客様のキャンセルがあり、私たちもとても不安な気持ちで収穫日当日を迎えましたが、朝から収穫終了まで雨一粒も降ることないお天気に恵まれました。
2022年09月19日
2022年最後の収穫会〜神田圃場カベルネ収穫会〜
そんな不安でいっぱいの中、集まってくれた仲間たちにはこの上ない感謝の気持ちでいっぱい!!
お越し頂いた皆さんが台風を吹き飛ばしてくれるほど日ごろの行いが良いに違いありません。
神田圃場のカベルネ・ソーヴィニヨンも皆さんのお越しを待っていたかのように病果もほとんど状態で収穫の時を迎えてくれました。
いつも通り、畑の説明や今年のヴィンテージについて説明をして、その後はさみの使い方や注意点、収穫の作業手順などを説明して実際に作業に取り掛かっていただきます。
神田圃場は私たちの自社農園の中で最も広い畑で向かって左3分の2のエリアはメルロ、右3分の1のエリアはカベルネ・ソーヴィニヨンを栽培しています。メルロは1週間前に既に収穫を終えていて本日収穫するカベルネ・ソーヴィニヨンが今年最後の葡萄になります。思う以上に一列が長いこの葡萄畑は中に入ると葡萄の樹と空しか見えず、優しい風の流れにとても心癒される空間。毎年収穫の日にしかお客様をご案内する事はないのですが、本当はみんなに見てほしいヴィーナスが舞い降りてきそうな美しい自慢の畑です。
初めはゆっくりペースで進んでいる収穫も、ある瞬間を超えるとみんなが作業に集中して畑の中が静まり返ります。そんなここに集う仲間が一体になったかのような瞬間がまた心地よく愛おしいです。
休憩タイム。
距離を取りながらもみんなでワイワイお茶タイムをします。
お菓子をつまんだり、旬の葡萄たち(この日はシャインマスカット、ブラックオリンピア、ナイアガラでした)をほおばったり、毎年ここで合う仲間とお話をしたり。
エネルギーチャージの後はまた収穫!!そしてお昼過ぎには1166キロのカベルネ・ソーヴィニヨンの収穫を終えることが出来ました。
今年最後の収穫会に駆けつけてくれた有志の皆様、お天気が不安の中ご支援をいただき、本当にありがとうございました。皆さんのお陰で台風が来る前に全ての葡萄を醸造場に運び込むことが出来ました。
毎年最終日は一年間栽培してきた自社農園の葡萄が全て収穫できたことへの安堵感とそれを達成できたことの充実感とそしてそれを支えてくれた仲間への感謝、いろんな気持ちが入り乱れる本当に幸せな一日。
そんな一日をご一緒してくれた皆さん、本当にありがとうございました。
また今年も私たちの収穫をシーズン通して支え続けてくれた仲間がたくさんいて、本当に心強く勇気づけられました。この慌ただしく美しい日々がよみがえるような味わい深いワインを皆さんと一緒に楽しめる日が待ち遠しいです。
心よりの感謝の気持ちを込めて、、、ありがとうございました!!