9月10日(土)、11日(日)の2日間、自社農園神田圃場のメルロを集まってくれた皆さんと一緒に収穫しました。
シャルドネはピカピカで病果がほとんど見られない状態でしたが、メルロはお盆以降の雨の影響を受け、晩腐も見え始めており手入れをしながらの収穫となりました。
今年は例年に比べると房も小さめで収穫量も少なめ。その上で健全果のみをワイナリーに持ち帰るため畑に約4分の1くらいは手入れ除去で置いてくるという厳しい収穫になりましたが、お集まりいただきました皆さんのお力を借りて丁寧な収獲をしていただきました。
収獲会恒例の朝のおもてなし、マダムのおにぎり(笑)
今年も新潟の雅量さんの先輩の栽培した新米が直前に届き、コシイブキという品種のお米をおにぎりにして朝早くから駆けつけてくれた皆さんをお出迎え。新米のおにぎりはもちもち食感でとってもおいしいです!
畑に入る前にははさみの説明とお渡し、そしてスタッフから収穫の手順や注意点を案内します。
はじめてお越しになる方でも最高の収穫作業をしていただけるように丁寧に時間をかけて説明をします。
作業手順の説明や確認の後は畑の中に入って収穫を進めてもらいます。
今年も何年も収穫に尽力してくれているメンバーさんが多数お越しいただいていて、私たちの収穫精度を上げてくれています。私たちのような少ないスタッフの小さなワイナリーを支えてくれているたくさんの方々の存在があるからこそ、今年の様な厳しい年でも選果をしながら収穫をするという日本人ならではの細かく丁寧な作業を実現してくれています。
9月の中旬とは思えない暑さの中、1列が長ーい神田圃場のメルロの収穫を進めていきます。見て、においを嗅いで、食べてを畑の中で何度か繰り返していくとどのような葡萄をワイナリーに連れて行って、どのような葡萄を手入れで畑に置き去りにしていかなければならないのかが徐々にわかってきて、ここにいる皆さん全員が今年のワインになる葡萄の品質を支えてくれています。
途中お茶休憩の風景。
暑いけど気持ちの良い秋晴れで青く澄んだ空と葡萄畑の緑、吹き抜ける風が癒してくれて、作業の疲れを吹き飛ばしてくれます。また同じ思いで集まってくれた仲間との交流もお楽しみの一つ。
お茶休憩の後も暑さと闘いながら作業は続きます。
一列が長ーい神田圃場は心が折れそうな瞬間がありますが、みんなで一丸となって収穫を進めていきます。
2022年は神田圃場から約1500キロのメルロを収穫しました。
収穫量も少なく、その上病果を畑で落とさねばならない厳しい収穫で、収穫量は昨年の半分以下。。。
それでもご参加いただいた皆さんのお陰でどうにか健全な葡萄のみの仕込が出来ること、感謝しかありません!!
メルロ収穫一日目にお越しいただいたみんなで記念撮影!!
状態があまり良くないエリアからスタートしたため、なかなか厳しい収穫でしたが皆さん一人一人の根気強い丁寧な作業により病果のない葡萄のみをワイナリーに運ぶことが出来ました。
収穫作業、本当にありがとうございました。
メルロ収穫2日目にお越しいただいた皆さんと一緒に。
2日目は人数も多く、とても楽しく朗らかな収獲会でした。
作業は大変でしたが楽しんで収獲をしてくださる仲間の様子にスタッフ一同本当に元気づけられました。
ありがとうございました。
今年は雨の影響で病果も見られ、本当に大変な収穫作業となりましたがとにかく集まってくれた素晴らしい仲間が楽しく丁寧に作業を行ってくれたおかげでおいしいワインが出来上がる自信が沸々と湧いてきました(笑)
今年の栽培の反省は来年にしっかり生かしつつ、愛情込めて収穫していただいたメルロ達がおいしいワインになるように、しっかりとお世話をしていこうと思います。
ご支援をいただきました皆様、ありがとうございました!!