本来は2月に予定してたのですが、コロナで集まっていただくのが難しい状況と判断したため、ZoomでのOVCにとどまり、やっと皆さんにたくさんの注意事項をご協力していただく形で畑に集っていただく事が出来ました。密をなるべく避けるため、3連休を使って3日間の作業日を設けましたが、どの日もお天気に恵まれ、またちょうど良く参加のエントリーもばらけてくれたおかげで安心安全に会を開催する事が出来ました。
まずはテラスで私たちのワイナリーについて、畑の取り組みについて、栽培ロジックについてお話しさせていただき、その後剪定作業の方法や作業目的、注意点などを概ね1時間ほどお話しさせてただきました。
メモを取りながら聞いてくれるメンバーさんも多くみんな真剣!!
楽しみながらも真剣に学ぶ姿勢に中村の話にも熱が入り、3日間通してメンバーさん何人もに『社長、トークがさらに進化してる!!」って言われていました(笑)
座学で剪定作業についてしっかり学んだあとは畑に入って中村が剪定作業のデモンストレーション。
昨年までの長梢剪定と違い、今年は短梢剪定(コルドン)を採用する方針にしたのでこれまで長くOVCで経験を積んできたメンバーさんたちも大胆なカットにびっくり!!
バシバシと枝を短く切っていくたびにざわめきが起こっていました。
デモンストレーションをいくつかの樹で行った後は、メンバーさんはそれぞれ自分の一年間お世話していただく木の前に行き剪定を進めていきます。高いスキルが問われる長梢剪定に比べるとコルドンは作業スピードも速く、比較的簡単なのでスタッフに相談したり、仲間同士で相談しながら皆さん自分の木の剪定を終えることが出来ました。
剪定の後は葡萄の木の皮剝き作業。。。木の皮の中にいるコナカイガラムシを除去するために行います。
ペリペリとかわいた木の表皮を剥いてあげると葡萄の樹はさっぱりしてとっても気持ちよさそう。。。
3日間でHIYAKE VINEYARDの葡萄の皮はすっかり剥いてもらってさっぽり春らしくなりました。
作業の後はワインセラーの見学も。。。樽のこだわりなど色々お話しさせていただきました。
作業を皆さん一生懸命して待ちに待ったランチタイム。。。
ランチワインは2月にリリースしたばかりの2018奥野田フリザンテ!!
長く販売してきた2017ヴィンテージは徐々に酵母感が強くなりどちらかというとちょっと重めで味わいの濃い印象でしたが、リリースしたばかりの2018ヴィンテージは林檎のような果実香のさわやかな濁りスパークリングワインに仕上がっています。作業の後の一杯にサイコーです。
お弁当と2018奥野田フリザンテ。
お弁当と一緒にマダム特製ミネストローネを。。。
今回は野菜をたっぷり使った具たくさんのスープを召し上がっていただきました。
毎日少し多めに作っていたので一人で3日間で概ね150人前くらいのスープを作りました(笑)
毎回お弁当と一緒にささやかな一品のおもてなしをお楽しみいただけたらいいなぁって思っています。
ワイン片手にみんなでマスク乾杯!!写真は2日目の作業日に来てくださった皆さんです。
1日目にお越しいただきましたメンバーの皆さんと。