
お店に入ると今回も可愛らしいテーブルセッティングが!!

今年のテーブルフラワーは黄色を中心にしたとても明るいミニアレンジが一人一人の席に置いてあり、メッセージが書いてあるというおもてなしの気持ちが伝わるとても素敵なコーディネートになっていました。

ブラッセリーミエルはお料理を作るお兄さんとサービスとお店の運営をする弟さん、小谷野ご兄弟のとっても素敵なお店。今年はワイナリーの春のパーティに遠くからお越しいただき、ご自分で捕った魚介を使ったブイヤベースやチョコレートのテリーヌを振る舞ってくれました。優しい人柄がダダ漏れのお二人(笑)、ファンも多く今回の会もありがたいとこに一般告知前に満席をいただいたとの事でその愛されっぷりが伺えます。

ヴィンテージブリュットでの乾杯と同時にディナーがスタート!!
エスカルゴ、海老、ウド、牛蒡のパートブリック包み焼き ニンニクとパセリのピューレを添えて。。。
パートブリックの包み焼きはまるでお楽しみ袋のように中から色々なおいしいものが出てきてパセリとニンニクのピューレがそのアクセントになりとても楽しくおいしい一皿。にんにくの香りが食欲をそそります。

帆立貝のポワレ フランス産ジロール茸の軽いスープ仕立て。
帆立ときのこの香り高い旨味に富んだ一皿。ワインは桜沢シャルドネ2ヴィンテージの飲み比べを合わせて楽しみました。現行VTの2017とミエルさんのセラーで熟成をしてくれた2014VT。やはりシャルドネは熟成と共に香りが広がり奥行きと深みが出てきますね。2014VTは思ったよりも葡萄の力も強く、まだまだ今後の熟成も期待できる感じでした。こうやってお店でおいしくなるまで熟成して頂けることが何より光栄ですし、そのワインをみんなで楽しめることが嬉しいです。

フランス産マダムピュルロー家シャラン鴨のメイプルシロップ焼き焦がしオニオンのジューと自家製デュカを添えて。。。
とっても希少なシャラン鴨のメイン。絶妙な火入れでお肉のしなやかさそのおいしさが最高に引き出された一皿。メルロのスミレ・ルージュ、柔らかさを感じるカベルネソーヴィニヨンのレスプリドヒヤケ、2つの赤ワインと共に楽しみました。
デザートはメロンのジュレとフロマージュブラン。最高においしく奥野田ドルチェにぴったりなデザートにもかかわらずここで食べるのに夢中で写真を撮り忘れるという痛恨のミス。
大変おいしゅうございました。

本日ミエルさんのコースと一緒に飲んだ奥野田ワインは8点。それぞれ個性をしっかり感じていただきながらお料理とのマリアージュを探り楽しみました。ヴィンテージの飲み比べや品種の飲み比べなど説明を交えながらお客様も私たちもミエルの皆さんも一体になったワイン会でした。