モンラッシェから車を走らせほどなくすると、シャニ-という小さな町にある本日の宿泊先、メゾンラムロワーズに到着!!本日ご案内をしてくれたショッケ裕子さんとはこちらでお別れ!!
楽しい一日をありがとうございました♪
ずーっとずーっと行ってみたかったこちらはブルゴーニュで唯一のミシュラン3つ星に輝くレストランを擁する素敵なホテルです。今回はこちらでのディナーを予約しておいたのでゆっくりと頂ける様宿泊もこちらのホテルにしました。ライトアップされた外観がなかなか幻想的!!ルレ・エ・シャトーに属するホテルですが比較的小ぢんまりとしたかわいいシャトーホテルです。
ディナーの時間までの間、バースペースでアペリティフをいただきながらメニューを選びます。アペリティフはクレマンドブルゴーニュを使ったフルーツカクテル!!おススメとの事でオーダーしてみましたがハーブなどの香りがしっかりと感じるかなり攻めた感じで今まで飲んだことのない味わい(笑)です。そうこうしている間に小さなテーブルは次々に運ばれてくるアミューズでいっぱいに。一つ一つ手が込んでいてとてもおいしく可愛らしいフィンガーフードたちです。
本日はせっかくなのでムニュデギュスタシオンに。。。19:30にスタートしたディナー、ゆっくりと時間をかけて空間と食事とワインを楽しみます。お肉とフォアグラのまるでリースのように美しい温かいオードブル、そして外はカリカリ、中はふっくりジューシーに焼き上げられたポワソンと進んでいき、まだまだここからもディナーは続きます。
見た目がユニークなこちらのお料理は帆立貝の間にトリュフを挟んで層にしてそれをキャベツで巻いた一皿。さらに上にたっぷりのトリュフを削り、そのうまみが凝縮したスープをかけていただきます。デギュスタシオンだけにある本日のスペシャリテです。トリュフは香りが強く、歯ごたえがあるほど厚くてトリュフ好きにはたまりません。ワインとも良く合います!!
そろそろおなかの限界を感じた頃、ここでシェフからのプレゼントの一皿が。。。
初めて食べるグルヌイユ(カエル)です。今までの人生で食べる機会が無かったのですがあまりのおいしさにびっくり!!まるでフォアグラのように甘く香ばしく調理されていて柔らかい肉質と食べやすさにはまりそうな予感でした。めったに食べる機会がないだけに本当にいい経験をさせてただきました。
メインディッシュは仔羊!!大好きな仔羊のロティ。。。おそらく人生で最もおいしかったのですが驚く事に時差の関係で激しい睡魔と満腹に襲われてしまいました。
そしてチーズ好きには夢のようなチーズワゴン。本当だったらすべて少しずついただきたいところですがモンドールとシェーブルをわずかにいただくにとどめ、じっくりと観察、目の保養をさせていただきました(笑)
時間はディナーが始まってから3時間半ほど経過して23時過ぎ。。。ここで大変恐縮ながらデザートなどをお部屋に運んで頂ける様お願いして私たちはレストランを後にしました。こういったちょっと難しいお願いもこちらは日本人のシェフやサービスの方が働いているので本当にきめ細かく気遣いをしてくれます。
お部屋で少しだけ休んでいると美しい(驚くほど重たい)銀のトレーにデザートとミニャルディーズを載せて届けてくれました。見ているだけで幸せになれるほど美しいですね!!もちろん味わいも本当においしい!!
夢のようなディナーでした。3ツ星の最高の心地よさはありつつ、ブルゴーニュらしい華やか過ぎない温かみのあるサービスとお料理が本当においしく、また雰囲気もやわらかくでも上品で素晴らしい空間、素晴らしい時間を過ごせるレストランです。今回の旅は、ワイナリー訪問がもちろんメインですがワインと共に楽しむ美しい食の魅力をしっかり感じたい旅でもあります。是非是非、時差ボケに負けずラムロワーズの素晴らしい空間を皆さんにも楽しんでいただきたいです。
今回はレストランを紹介する番外編(笑)、翌日はもう一日ブルゴーニュを巡ります♪
紹介したいことが多すぎて旅行記が全然先に進みません。。。(笑)
つづく。。。
2018年02月16日
ワインを訪ねて〜2018フランス旅行記〜ブルゴーニュ・オーセイデュレスからシャニ-へ
ペルナンベルジュレスを後にして、次はオーセイデュレスへ。
オーセイデュレスではDomaine Alain et Vincent Creusefondを訪問しました。
とっても優しく楽しい当主がまずは畑を案内してくれました。
こちらのワインはおそらくまだ日本にも入ってきていないのですが大変歴史ある血筋で守られている蔵元です。細かい区画の畑を数十か所持っているなんていう話も楽しく聞かせてくれました(笑)
農機具小屋ではこだわりの(手作りの(笑))アイディア農機具をはじめ様々な機械を披露していただきました。主人も機械が大好きなので男性同士で機械ネタ、道具ネタで盛り上がっていました(笑)
歴史を感じるワインセラーへ。造りやこだわりをお話しいただいた後いよいよテイスティング。
オーセイデュレスを中心に、ムルソー、ポマール、ヴォルネイなどを順番に試飲させてもらいました。赤ワインは古き良きブルゴーニュスタイルでしっかりと熟成をさせて味わい深さが広がっていく比較的重厚なタイプのワインたちです。
蔵の中で記念撮影。とても実直に伝統的なワイン造りをされている暖かな人柄ご当主と。
ムルソーやヴォルネイなど好みのワインを数本買わせていただき、ドメーヌを後に。。。
途中オーセイデュレスにあるルロワの事務所や樽の製造会社等いろいろ寄り道をしながらムルソーのプルミエ畑を経由して、モンラッシェの畑を見学。
徐々に日が暮れて暗くなるころに本日の宿泊先、シャニ-にあるメゾンラムロワーズに到着しました。
憧れのこちらのホテルと楽しみにしていたディナーの様子、是非紹介したいのでまた次回。。。
つづく。。。
オーセイデュレスではDomaine Alain et Vincent Creusefondを訪問しました。
とっても優しく楽しい当主がまずは畑を案内してくれました。
こちらのワインはおそらくまだ日本にも入ってきていないのですが大変歴史ある血筋で守られている蔵元です。細かい区画の畑を数十か所持っているなんていう話も楽しく聞かせてくれました(笑)
農機具小屋ではこだわりの(手作りの(笑))アイディア農機具をはじめ様々な機械を披露していただきました。主人も機械が大好きなので男性同士で機械ネタ、道具ネタで盛り上がっていました(笑)
歴史を感じるワインセラーへ。造りやこだわりをお話しいただいた後いよいよテイスティング。
オーセイデュレスを中心に、ムルソー、ポマール、ヴォルネイなどを順番に試飲させてもらいました。赤ワインは古き良きブルゴーニュスタイルでしっかりと熟成をさせて味わい深さが広がっていく比較的重厚なタイプのワインたちです。
蔵の中で記念撮影。とても実直に伝統的なワイン造りをされている暖かな人柄ご当主と。
ムルソーやヴォルネイなど好みのワインを数本買わせていただき、ドメーヌを後に。。。
途中オーセイデュレスにあるルロワの事務所や樽の製造会社等いろいろ寄り道をしながらムルソーのプルミエ畑を経由して、モンラッシェの畑を見学。
徐々に日が暮れて暗くなるころに本日の宿泊先、シャニ-にあるメゾンラムロワーズに到着しました。
憧れのこちらのホテルと楽しみにしていたディナーの様子、是非紹介したいのでまた次回。。。
つづく。。。
ワインを訪ねて〜2018フランス旅行記〜ブルゴーニュ/ペルナンベルジュレス
お昼過ぎにボーヌ駅に到着、ブルゴーニュレザンドールを運営するショッケ裕子さんに今回もアテンドをお願いしました。
5年ぶりに再会した裕子さんとの出会いは8年前、フランス人のご主人とお嬢さんと一緒に私たちのワイナリーを訪れてくれたことがきっかけです。裕子さん自身ワインが大好きでワインの専門知識も豊富、その上奥野田ワインのことも本当によく知っていてくれているのでとても楽しくきめ細やかな案内をしてくれます。
本日はコートドボーヌを中心に銘醸畑を巡りながら2軒のドメーヌを訪れる予定です。
車を走らせるとあっという間に辺り一面葡萄畑。山梨も相当に畑ばっかりですがその広大さには毎度圧倒されます。
高台から葡萄畑を一望、本当に素晴らしい景色です。
本日1軒目のドメーヌは丘の上から聖母マリアが見守るペルナンベルジュレスにあるDomaine Denis Pere et Fils。当主のクリストフさんが案内をしてくれました。
コンクリートタンクが並ぶ醸造場では醸造のこだわりについてとても丁寧にお話をしてくれました。裕子さんを介して2人の醸造家のワイン造り談義に花が咲きました。
美しいテイスティングスペース。洗練された雰囲気でとても素敵です。
畑ごとの土がサンプリングされています。
そしていよいよワインのテイスティング。
白、赤合わせて約10種のワインをテイスティングさせていただきました。
ここ数年のにブルゴーニュで起きた遅霜による収穫への影響の話、本当に久しぶりに収穫量が確保できた2017VTについて、ヴィンテージごとの葡萄の品質や味わいの違いなどをしっかりと感じとりながらの楽しいテイスティングでした。果実のふくよかさとバタリーな香り、ミネラル感たっぷりのコルトンシャルルマーニュややや乾燥して葡萄の水分が飛び収穫量が少なかった2015VTの凝縮したコンフィチュールのような味わいの赤ワインが特に印象的でした。
とても紳士的で誠実に葡萄と向き合っている姿がとても印象的だったクリストフさん。
最後はエントランスで一緒に写真を撮っていただきDomaine Denis Pere et Filを後にしました。
つづく☆
5年ぶりに再会した裕子さんとの出会いは8年前、フランス人のご主人とお嬢さんと一緒に私たちのワイナリーを訪れてくれたことがきっかけです。裕子さん自身ワインが大好きでワインの専門知識も豊富、その上奥野田ワインのことも本当によく知っていてくれているのでとても楽しくきめ細やかな案内をしてくれます。
本日はコートドボーヌを中心に銘醸畑を巡りながら2軒のドメーヌを訪れる予定です。
車を走らせるとあっという間に辺り一面葡萄畑。山梨も相当に畑ばっかりですがその広大さには毎度圧倒されます。
高台から葡萄畑を一望、本当に素晴らしい景色です。
本日1軒目のドメーヌは丘の上から聖母マリアが見守るペルナンベルジュレスにあるDomaine Denis Pere et Fils。当主のクリストフさんが案内をしてくれました。
コンクリートタンクが並ぶ醸造場では醸造のこだわりについてとても丁寧にお話をしてくれました。裕子さんを介して2人の醸造家のワイン造り談義に花が咲きました。
美しいテイスティングスペース。洗練された雰囲気でとても素敵です。
畑ごとの土がサンプリングされています。
そしていよいよワインのテイスティング。
白、赤合わせて約10種のワインをテイスティングさせていただきました。
ここ数年のにブルゴーニュで起きた遅霜による収穫への影響の話、本当に久しぶりに収穫量が確保できた2017VTについて、ヴィンテージごとの葡萄の品質や味わいの違いなどをしっかりと感じとりながらの楽しいテイスティングでした。果実のふくよかさとバタリーな香り、ミネラル感たっぷりのコルトンシャルルマーニュややや乾燥して葡萄の水分が飛び収穫量が少なかった2015VTの凝縮したコンフィチュールのような味わいの赤ワインが特に印象的でした。
とても紳士的で誠実に葡萄と向き合っている姿がとても印象的だったクリストフさん。
最後はエントランスで一緒に写真を撮っていただきDomaine Denis Pere et Filを後にしました。
つづく☆