恒例となったOVC Pro(奥野田ヴィンヤードクラブ2年目以降のベテランメンバーさん)新年作業初め&スペシャルワイン会を開催しました!!今年も2月から始まるOVCの活動、今年は新たなメンバーさんが約80名増え、かなりの大所帯でスタートする予定です。一足お先に昨年以前からお越しいただいているベテランメンバーさんだけで新年会を兼ねた秘密の集まりを企画!!新たなスタート前に今までも私たちを支えてくれてきた大切な仲間との親睦を深め、ワインをより深く楽しむ会です。
集まってくれたメンバーさんからまずは桜沢圃場に向かい、新年初作業!!
普段なかなかゆっくりと時間が取れない、でも畑の環境づくりにはとても必要な葡萄の木の皮むきをします。
カイガラムシは葡萄の木の皮の中に生息しており、葡萄の木の皮を丁寧に剥いてカイガラムシを除去するのと同時に生息領域を狭めることによって葡萄の品質の向上を目指します。今日はポカポカと暖かく作業も気持ち良い一日、みんな楽しく作業してくれました!!
約1時間半集中して作業をして、ちょうど冷たい風が吹き始めて来たので作業は終了。
おもてなしの準備をしたワインセラーに移動します。
年に一度のお楽しみ、OVC Pro新年会にのみ特別に行うシャルドネバレルテイスティング。
本日はちょっとしたおつまみもご用意。甲府の福寿司さんの漬けチーズや忍野の名店八洲さんから頂いた自家製からすみ、OVCメンバーさんが育てたオリーブ、ブルーチーズの小さなタルティーヌなどテイスティングの合間につまんでいただけるおつまみです。
昨年みんなで収穫したシャルドネを樽ごとの特徴などを確認しながらテイスティングをしていきます。
本日テイスティングする樽は全部で6種類。1樽ずつ丁寧に汲み出してみんなで味わいを確かめていきます。
樽の造りや森のこだわり等を説明しながらテイスティングは進んでいき、皆さん自分好みの味わいについて談義。
当たり前の様ですがやはりいい樽、美味しいワインが醸される樽は価格も大変高価な樽。。。なのです(笑)世の中は本当にうまくできているなぁって思ってしまいます。
それぞれ発酵が終わったシャルドネの樽ごとのキャラクター違いが比べてみるとはっきりとわかり、その味わいの違いを昨年一緒に収穫をしてきた仲間と味わうのは本当にハッピーな事ですね!!
セラー内のバレルテイスティングの後は、勝沼のパパソロッテさんに移動して持ち寄りワイン会!
本日は奥野田ワインだけでなく、皆さんが持ち寄った珠玉のワインたちを思い思いに楽しむ会です。
本日集まってくれたOVC Proの皆さんと一緒にまずは記念撮影♪
今までもそして今年もお世話になりますが一緒に楽しいたくさんの時間を重ねていけたらうれしいです。
本日はたくさん種類のワインを持ち寄っていただきましたがその中にはバックヴィンテージの奥野田ワインもたくさん!!とても厳しかった2010年の桜沢シャルドネは熟成によって黄金色に変わっており、まるで紅茶のような香り高いワインへと熟成していて感無量でした。またセレンディピティや2011メルロ&カベルネ・ソーヴィニヨンもそれぞれ熟成により素晴らしい味わいへと変化していてその味わいの変化を皆さんが一緒に喜んでくれるという幸せなワイン会となりました。ともに畑で過ごした仲間とその喜びを共有できる幸せと皆さんの奥野田愛(笑)を感じずにはいられないかけがえない時間でした。
ご一緒いただきました皆さん、楽しい時間をありがとうございました。
改めまして本年もどうぞ宜しくお願い致します。