ここ2週間ほど甲州市は葡萄の花のさわやかな甘い香りに包まれています。
品種ごとに咲くブドウの花ですが、カベルネソーヴィニヨンは今ちょうど満開、そしてシャルドネは花が終わったところです。
6月の作業はいつも学んでいるカベルネ・ソーヴィニヨンの畑日灼圃場ではなく、ワイナリーの東側斜面に位置するシャルドネ畑長門原圃場での花カス取りです。
急斜面の長門原圃場からは甲州市の景色が一望できます。本日は晴天でそよそよと風がそよぎ、とっても心地よい花カス取り日和です。葡萄の花が終わった後、花カスが残るのですがシャルドネはこの花カスを自分で落とすのがややへたくそです。花が終わって実が肥大してくる前にこの花カスを丁寧に取り除いてあげるのが本日の作業です。
まずは畑に入ってスタッフが本日の作業、花カス取り&除葉の説明をします。
花カス取りが出来る期間は本当にピンポイントですが、本日はドンピシャ!!
お天気も心地よく大きな作業成果が得られそうです!!
他の品種は自分で花が終わると花カスを上手に落とすのですが、シャルドネはそのまま留まってしまい実が肥大してくると房の間に入り、取り除けなくなってしまいます。この花カスが雨粒などを受けると葡萄の病気の原因になってしまうので、一房一房丁寧に花カスを取り除いてあげます。
時期が限られている上とても地道な作業ですが、この作業なくして熟度を追いかけたシャルドネの収穫は出来ません。大変ですが、秋の収穫の品質を格段にあげてくれる本当に大切な作業です。
また同時に房回りの余分な葉っぱを取り除き湿度を軽減し、風通しを良くしてあげる除葉作業も行いました。
午前中に長門原圃場シャルドネの花カス取り&除葉作業が終了!!
メンバーの皆さん、お疲れ様でした!!基本プログラムは午前中で終了しましたが約半分のメンバーさんが午後から同じシャルドネの畑桜沢圃場での作業もお手伝いしてくれました。ありがとうございました!!
本日のランチでお出ししたマダムの一品(笑)は6月恒例のグリーンカレー!!
昨年あまりの辛さにみんなを驚かせてしまいましたので、今年はややマイルドに作ったつもりでしたがやはり結構辛かったですね(笑)でもこの時期にはピッタリなエスニックな味わいの野菜たっぷりカレー、暑さと疲れを吹き飛ばして頂けたら嬉しいです♡
本日のランチワインは、シャルドネの花カス取り作業日にちなんでシャルドネを使った2種のワインを。
奥野田ビアンコは、シャルドネと甲州のブレンド。さわやかな果実味が心地よいとってもバランスの良い白ワインでカレーにもピッタリです!!
2016桜沢シャルドネは5月25日にリリースしたばかりの私たちのフラッグシップワイン。今までにないほどの果実の凝縮感と奥行き、味わい深さと複雑さを感じていただける白ワインです。
まだリリースしたばかりのワインですが、畑がまた一段レベルアップして次なるステージを迎えたことを実感させてくれる味わいです。
作業を共にした仲間との楽しいランチタイム、最高ですね!!
5月以降葡萄たちは活発に成長して、畑の様子は毎日めまぐるしく変化しています。
スタッフも葡萄の木の成長と畑の変化に置いて行かれないように毎日必死に格闘をしています。
収穫まであと100日あまり、、、今年も笑顔で収穫を迎えられますように。。。
皆さま、本当にお疲れ様でした!!
次回7月は再び日灼圃場に戻って笠紙掛けを行います。
夜には奥野田ワインガーデンも予定しておりますのでお楽しみに★
それではまた次回、お待ちしております!!