今年の仕込もようやく最後の葡萄、甲州種まで無事たどり着く事が出来ました。
8月の中下旬から始まり、長いようで短い1ヵ月半の収穫仕込み期間。
本日までにデラウェア、ミルズ、シャルドネ、メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、マスカットベイリーA、と品種を変えながら仕込を繰り返してきて本日の甲州で最期を迎えました。
2016年は例年に比べて収穫期が早く、また9月には長雨に悩まされた年になりました。本日仕込が終わった甲州種に関しては昨年に比べると収量がやや少なく、また秋雨による劣化もやや見られたため契約農家さんに手入れをお願いしながらの収穫となりました。ただ、9月中に収穫仕込みを行った自社農園の葡萄に関しては本当に素晴らしい品質の葡萄に恵まれ、ヴィンテージ全体にはワインの仕上がりが本当に楽しみ★工場のタンクや樽の中でワインになる道のりを歩み始めた2016年の葡萄たち、どのようなワインになっていくのかしっかりと道筋を整えてあげながら見守っていきたいと思います。
今年も本当にたくさんの皆様に関わっていただきこの最も忙しいシーズンを乗り越える事が出来ましたことを心より感謝します。2016年の気候と風、そして関わってくださったすべての皆さんの汗と思いを乗せて、おいしいワインになってくれることと思いますので楽しみにしていてくださいね。